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来年の手帳について考える

突然ですが、私は手帳が大好きで、わりと活用しています。一日のところどころで自分と向き合う時間は、デジタルよりもアナログのほうがしっくりきます。まもなく9月になり、来年の手帳はどうしようかな、とそわそわする頃。ということで、ここ数年の手帳遍歴や、使った手帳の感想についてまとめてみました。

ここ数年の手帳遍歴

【2020年夏~2021年】バレットジャーナル

とあるYouTuberさんからヒントを得て、スケジュール帳ではなく、まっさらなノートに書きこんでいくバレットジャーナルという方法を使っていました。

バレットジャーナルとは?


バレットジャーナルとは、アメリカ人のデジタル製品デザイナー、ライダー・キャロル(Ryder Carroll)氏が考案した手帳術のこと。

英語で中点(・)をあらわすBulletを使い、月の予定(マンスリーログ)、週の予定(ウィークリーログ)、日の予定(デイリーログ)などを箇条書きに記録することで思考の整理ができ、各タスクの進捗状況の管理もできるので計画的に行動できるようになります。

この箇条書きを使うことで素早い記述を可能にしていることや、1冊のノートですべて管理できることが特徴になっています。

初心者でも簡単!バレットジャーナルの書き方の基本

1冊のノートにすべてを書き込めること、自分でカスタマイズできて楽しそうだなと思い、ワクワクした私は、早速試していきました。バレットジャーナルの本まで読んじゃったりして。ちょうどコロナ禍に入ったタイミングでもあり、自分と向き合う時間をとれたことはよかったなと思っています。
バレットジャーナルについてはまた別で書きたいと思いますが、バレットジャーナルの良いところは、決められた枠がないので、好きなだけ書いていけること。特に何を書くとかの決まりもないので、書きたいときは好きなだけ書けるし、絵も描けるし、1冊のノートに自分の思考がまとまる感じでした。逆に、書けないときは必要最低限しか書かなくてもよいです。

使ったノートは、RHODIAです。

ただ、最初は張り切って作っていたものの、だんだん、めんどくさくなっていき、次第にフェイドアウトしていったというのが本当のところです。
もちろん、きれいに作る必要は全然ないのですが。1か月単位でスケジュールを俯瞰してみることなどがしづらい点などもネックになり、2021年の途中から書かなくなってしまいました。でも今、当時のノートを見てみると結構いろいろなことがよみがえってくるので、これはこれでよかったな~と思います。一番いいのは、手帳にバレットジャーナルの要素があるのが一番いいかなと思いました。

【2022年】ワタナベ薫さんプロデュースの手帳

そこで、使ってみたのがメンタルコーチ・ワタナベ薫さんの未来手帳です。ワタナベさんのことはなんとなく知っていたり、本も読んだことがあって、素敵な方だなと思っていたのですが、大好きな本田健さんとYouTube でコラボしており、そのときにこの手帳のことを知りました。

2022年の色はフーシャピンクでした。

ワタナベさんのコーチングメソッドが1冊に凝縮されている手帳です。巻頭には、

「変わりたい」「成長したい」
あなたの願望を実現するための手帳です

とあり、読み物もたくさんで、本と手帳が一つになったかのよう。ページ数も、フリースペースをのぞいても、261ページもあります。
月ごとのワークもあり、それを書き込んでいくのも楽しかったです。それに加えて、巻頭のワークは盛りだくさんです。

・年間ゴールリスト(今年成し遂げたいこと3つ)
・8項目(環境・仕事・対人関係・お金・健康・メンタル・楽しみ・家族関係)の目標
・やりたいことリスト 50
・私の未来年表30年
・やめたいことリスト
・片付けリスト
・3年後の未来日記
・10年後の自分からの手紙
・ストレス発散リスト
・ステージアップラボ
・私の夢貯金

巻頭ワークがもりだくさん

こんなにワークというか書き込む場所があるのに、今見返してみたら、この巻頭ワーク、私、ほとんどやっていませんでした^^; もったいなさすぎる。このワークをしっかりやりこなしていれば、もっと成長できたかもしれないと思っても、あとの祭りですね。。やりたいことリストなんて、50も書けるのに、9個しか書いていなかった。ストレス発散リストだけはわりと書けていました。未来のことを考える系はほとんどできておらず、未来と向き合うことが苦手な時期だったんだなと思います。フリーランスになって仕事が忙しくなった時期でもあり、今を生きることに精一杯だったんだな、と解釈しておきます。

月ごとのワークはちゃんとやっていたし、月ごとに1ページ分、メモのスペースがあったことも、地味によかったです。そこに月ごとのタスクや実現したいことを書いていき、週⇒日に落とし込んでいく、ということができました。

★個人的によかったポイント
・なんといっても、豊富なワークと読み物。ワタナベさんの飼い猫も登場してかわいい♡
・2022年の色はフーシャピンク。毎年色が変わるようです。ちょっと派手かなとも思いましたが、手に取るたびにテンションが上がる色でした。

こうだったらいいなと思うポイント
・1日のスケジュール部分が24時まではいらないので、その分、一番下の、「今日のありがとう」のスペースがもう少し大きいとよかったかも。
・最後のフリーのページがもう少し多かったらよかったかも。(ただ、すでにかなりボリューム多いので、仕方ないかも)

※これらは2022年版の内容ですので、今は変わっている可能性もあります。

【2023年】本田健さんの手帳

ワタナベさんの手帳、かなりよかったので、このまま2023年もリピートしようかなと思ったのですが、他の手帳も試したい欲がムクムク。そもそも、この手帳を紹介してくれたのが本田健さんなので、本田健さんがプロデュースしている手帳も一度使ってみることにしました。

似つかわしくない、にこにこぷん

色は、おちついた紺です。フーシャピンクから、ガラッと、落ち着いた色になりました。なんとなく寂しい感じがして、100均で思わず買ってしまったにこにこぷんのシールを貼っています(笑)

ワタナベさんの手帳の読み物やワークの多さに慣れていたので、少し物足りなく感じることも。(これが普通なのですが!)
その代わりとても良いのが、週ごとのページに、格言が二つずつ書いてあること。英語バージョンがあるのもいいです。不思議と、今の自分にぴったりなメッセージだったりして、はっとさせられたりします。そして、1日のスケジュールは22時までで、その分、1日ごとのフリースペースが多いこともよかったです。

毎週新しい格言が読めます



少ないですが、巻末部分にワークもいくつかあります。
フリー(無地)のページ数が多いのもよかったです。読んだ本の記録(タイトルと著者名だけですが)を手帳に書き出していたり、受けたセミナーなどのメモなども書き込むことがあるので、フリーのページは多いほどいいかも。

★個人的によかったポイント
・本田健さんが厳選した格言が読める
・必要十分の内容で、ちょうどいいボリューム。持ち歩いても邪魔にならない。
・高級感ある表紙。

★こうだったらいいなというポイント
・月ごとの振り返りページがあったらよかったかも。
・月間プロジェクトページは、私には不要だったかも。

※こちらも2023年版の情報になりますので、ご了承ください。

手帳の使い方で、1日が変わる

どちらの手帳も共通しているのが、1日のスケジュール、振り返りをしっかり書けること。上の分部にTo Doを書ける場所があり、下にも振り返りを書けるようになっています。(ワタナベさんの手帳は、「今日のありがとう」となっていて、感謝日記が書けるのもいいですね)

私は、1日の始まり、もしくは前日の夜に、その日の優先順位高いことを3つ書き込みます。そうすることで、今日1日やり遂げることだったり、テーマをしっかり認識することができます。フリーランスということもあり、仕事も、プライベートも全部ごちゃまぜです。日によっては、「ランニング」が最優先事項になることもあるし、この仕事を終わらせる、だったりします。

さらにそこに書いたことを、1日のどこでやるか、スケジュール部分に書き込むこともあれば、あえて書き込まないことも。ちなみに、ルーティンなども、1日ごとにすべて書き込んで終わったら×をつけていきます。これはバレットジャーナル方式を使い、「・」で羅列し、終わったら、「・」に「×」をつけていきます。

私自身はこれをやっていくことで、今日もここまでできた、ということが可視化できるので、わかりやすく自己肯定感が上がります(笑)
そして、振り返ったときに、体調がよくないときはこれがあまりできていなかった、などの因果関係がわかる場合もあるので、原因を特定しやすくなったりします。

そして、自己肯定感が上がるといえばもう一つ。読んだ本も手帳にすべて書き込むようにしています。2022年は、130冊くらい本を読めました。今年も70冊以上は読んでいるので、年内に100冊以上はいけるかな?(Kindle Unlimitedで気軽に読める本ももちろん含まれています)感想まで書くのは手間なので、タイトルと著者名だけ。あとで振り返ったときに、この時期はこんなことに興味があったんだなということも振り返れて面白いです。

2024年、どうする?

上記を踏まえて、2024年どうするか、まだまだ悩み中です。
他の手帳で気になるものがでてくるかもしれませんが、今のところは、ワタナベ薫さんの手帳か、本田健さんの手帳の2択。

今整理してみて、ワタナベさんの手帳のワークの豊富さはやっぱり魅力だなと思いました。

2024年の色は優しいピンクのようです。

https://item.rakuten.co.jp/bookfan/bk-4594095488/

本田健さんの2024年の手帳はまだ販売されていないようですね。
ちなみに、2023年の手帳の価格でいうと、
ワタナベ薫さんの手帳は、2310円、
本田健さんの手帳は、1,980円でした。
内容を考えると、どちらもとても安いです!
バレットジャーナルに使ったノートは、確か4000円前後だった気がします。

今は、ワタナベさんの手帳に戻ろうかなという気持ちが大きいですが、気持ちもころころかわるので、また進捗があれば書いていきたいと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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