見出し画像

サントリーニ島でのフォトウエディング【価格とドタバタ撮影レポ】

はじめに

こんにちは。このアカウントは英語学習を中心とした記事を公開していますが、今回は少し違う話題について書こうと思います。
タイトルにもある通り、海外でのフォトウエディングについて、実際にかかった費用や、準備、予約プロセスから、撮影の感想などを書きます。
サントリーニ島でのウエディングフォトを検討されている方の参考になれば幸いです。

撮影内容

  • 場所:ギリシャのサントリーニ島

  • 日時:6月半ば

  • 撮影スタジオ:Sadiraj Photography

  • 撮影プラン:ベーシック

  • 費用:250ユーロ(記事記載時点で40,414 円)

  • 衣装・メイク:日本から持参(追加料金でレンタル可能)

ギリシャのサントリーニ島。青い海が綺麗でした。

海外で撮影した理由

もともと、新婚旅行はサントリーニ島に行こうという話をしていました。
そのついでにフォトウエディングもしてみる?という流れに。
国内での撮影も検討しましたが、北海道で撮影をした友人が2人で10万円程度払ったという話を聞き、上記の撮影スタジオの方が安いということもあり、予約することになりました。

予約プロセスと衣装

予約は以下の撮影スタジオのウェブサイトからコンタクトフォームを入力します。やり取りは英語になりますが、入力する項目が限られていますので難易度は高くないと思います。メッセージ欄にはウエディングフォトの撮影をしたい旨を簡単に書いて送りました。

その後、相手から

  • 撮影希望時間

  • パッケージプラン(プランごとの料金がpdfで添付されてきました)

  • フルネーム

  • 追加オプション(ドレス、スーツのレンタル、ヘアセットなど)

などの希望を聞かれますので、送られてきたフォーマットに沿う形で返信をすればOKです。追加の項目については、それぞれ料金がかかってきます。私は、着たいドレスがあったことや、調べた限り、ヘアセットも簡単なものかつ、海外スタイル(ぐるぐる巻き)にされるという情報を見かけたので、すべて自分で準備することにしました。
持ち歩きが大変という方は、現地でレンタルするのがいいかと思います。

靴について

女性は平らかつ、できれば白のサンダルを履いてくるようにと言われました。理由として、サントリーニ島は階段や坂が多く、ヒールを履いてくると歩くのが大変だからです。実際に1時間ほどの撮影で、撮っては移動を繰り返したので、絶対に歩きやすい靴で行くことをお勧めします!
色については、サントリーニ島の白を基調とした建物と合うようだと思います。私は白のビーチサンダルで行きましたがドレスで足元は隠れるので歩きやすいものであればなんでもいいかなと思います。

こんなサンダルを履いて行きました。

ドレスについて

フォトウエディングと言えば、白のウエディングドレスで撮ることが多いと思います。私は母から譲り受けた赤いドレスを着たい気持ちと、白のドレスを着れないことで後々後悔しないかという懸念があり、少し悩みました。ですが、サントリーニ島は全体的に色合いが鮮やかだったので、赤色が良く映えて景色負けせず、結果よかったなと思いました。

階段の隅に座ってます。ポージングは指示してもらいました。

撮影プランについて

先ほど私は一番安いベーシックプランで撮影したと言いました。これは撮影してみて思いましたが、金額面以外でもベーシックプランにしてよかったと思う点がありました。それは、撮影時間についてです。
私たちは午前10時から1時間ほど撮影しましたが、6月でもサントリーニ島の気温は高く、日差しもすごく強かったです。日が当たるところで長時間ポージングをして、観光客をかき分けながら、島の階段を上ったり下ったり、撮影スポットを歩いて回ります。しかもカメラマンさんが歩くのが早くて何度か見失いました(笑)。そして女性はソロショットの撮影が多く、撮影が終わるころにはヘトヘトになりました。私は運動不足という事もあり、撮影後は頭が痛くなって少し吐き気がしました。

持ち物について

撮影スタジオに荷物を置いて行っていいよと言われたので必要最低限のものを肩に掛けるポーチに入れてもっていきました。
ここでは撮影にもっていったもの、持っていけばよかったと思ったものを書きます。

【持っていったもの】
・iPhone
・口紅
・ハンカチ(汗拭き用)

【持っていけばよかったもの】
・水筒に入れた冷たい水
・日よけ、またはハンディファン
・冷感スプレーなどのひんやりアイテム

撮影はこちらの様子を気にすることなく、スピード感をもって進められます。なので、メイク直しなどをゆっくりしている時間はないので、女性は口紅くらいでいいと思います。

持っていけばよかったものは、暑さ対策をできるアイテムです。
日本にいる時は日傘を使うため、太陽に当たり慣れていない私は、サントリーニ島の日差しの強さにやられてしまいました。ひんやりスプレーやハンディファン、扇子などのグッズをもっていけば体調が悪くならなかったと思います。

また、冷たい水も持っていけばよかったと後悔しました。
1時間カンカン照りの日差しの元、次から次へと撮影をしますので水を買う時間もなく、、。そしてカメラマンさん達は現地の人なので、暑さも気にならない様子ですいすい進んでいってしまいます。ペットボトルの水だとぬるくなってしまうので、水筒にキンキンに冷やした飲み物を入れていくことをお勧めします。

私は肩掛けのポーチを持ち歩きましたが、撮影の時は地面に直置きになるので、汚れてもいいトートバックなどに水筒とひんやりグッズを入れて臨むのがおすすめです。

撮影レポ

私たちは日帰りでサントリーニ島に行きました。
朝早くにアテネから出発して、サントリーニ島の空港でレンタカーを借りて撮影スタジオのある島の北端、イアまで行きました。
駐車所は有料&無料どちらも島にたくさんあり、私たちは撮影スタジオの近くの駐車場に停めました。

撮影スタジオについて、名前を伝えると奥の更衣室に通され、着替えるように言われます。ヘアセットは事前に済ませてきたので、更衣室ではドレスを着て簡単にメイクを直してカメラマンさんと外に行きました。撮影体制は、カメラマンの男性が1人と、撮影補助のような形でドレスを直してくれる女性が1人、そして私たちの4人で行いました。

10時からの撮影でしたが、すでに観光客が多く、街は混んでいました。道も細く、みんな至る所で写真を撮っているので人をかき分けながら進みました。私は真っ赤なドレスを着ていたので、最初は人の目が気になりましたが、同じようにドレスを着た女性と何人かすれ違いました。この際堂々としようと思ってからは何も気にならなかったです。(それよりも軽い熱中症でそれどころじゃなくなりました笑)

撮影場所は島のプライベートスポット(おそらく島の住人の家)や、ホテルの私有地などで行われました。立ち入り禁止の標識があったのですが、現地の撮影スタジオを予約したことで、観光客が立ち入れない場所も入ることができました。
そのおかげで、人混みを抜けて撮影することができたのでお金を払って撮影した価値があったなと思います。

(おそらく)地元の人しか入れない教会の前で

人について

撮影スタジオの人を含め、私たちが出会ったサントリーニ島の人たちは暖かい人が多かったです。実はこの撮影中、持ち物を無くすトラブルを起こしてしまいました、、、。完全に自分の注意不足によるミスでした。しかも大事な物だったので絶対に見つけ出す必要がありました。撮影終了時に紛失したことに気づき、5時間ほど探すも見つからず。スタジオのお姉さんに相談したところ地元警察の情報や、見つかったら私から日本まで発送すると言ってくれるなど本当に親切にしてくれました。さらに地元のお土産屋さんや警察に話をしたところ、電話番号をくれて、探しておくから後で電話してほしいとまで言ってくれ、涙が出そうになりました。

結局、帰りのフライトの2時間ほど前に無くしものを見つけたと連絡が入り、本当に奇跡が起こったと思いました。ですが、空港からイアまでは車で移動する距離で、私たちはフライトのチェックイン時間が迫っていたので取り行けず困っていると、見つけた方が空港までバイクで来て荷物を届けてくれました。

正直、海外ということもあり、無くした物は戻ってこないと思っていたのですが、届けてくれた男性も暖かく話しかけてくれて、本当に胸がいっぱいでした。それも含めて最高の思い出となりました。

撮影データについて

撮影後、1か月以内に写真のデータを送ると言われましたが、私たちは撮影後3、4日程度でデータが送られてきました。送られてきた写真のギャラリーから、50枚写真を選んで(他のプランは50枚以上選べます)相手に送信すると、50枚分の写真の編集とサンプルの文字を消した状態でダウンロードができるようになります。個人的には50枚で十分でした。

最後に

ここまでいろいろと書きましたが、結論 Sadiraj Photographyで撮影できて良かったです。ここで書いた注意事項や持ち物などの対策をすれば、スムーズに、思い出に残る写真が撮れると思います。サントリーニ島は島全体が綺麗で、高台から海を見下ろせますので、ロケーションで撮りたい方や海が好きな方には特におすすめです。日本語対応はしていないので基本英語でやり取りしますが、身振り手振りでも話してくれるので英語がそこまでという方でも、問題ないかと思います。

英語について

一応英語関連の投稿をするアカウントなので、その観点で話をすると、物を無くした時に英語ができて本当に良かったと思いました。状況の説明や、紛失物の色や形などを伝える時に、いちいちGoogle翻訳を使えるほど余裕がなかったので、直接色んな人に話しかけられたことがよかったです。
結果的に10人くらいの人に話したと思います。
それが島の住人の間で、アジア人のカップルが荷物を無くして困っていると噂になったのか、奇跡的に見つかりました。なるべく多くの人に話してみたことが功を奏したと思います。

それ以外で言うと、レストランでのオーダーや買い物をするときも1つ踏み込んだ質問をできることが英語を勉強しててよかったと思いました。
例えば、私たちは地元のビールを飲んでみたいと思い、スタッフのおすすめや地元で人気のビールを聞いたうえで、自分たちの好みを伝え、ベストなものを選ぶことができました。さらに、相手からもどこの国から来たのか、何の目的で来たのか、などど質問をされ、そのやり取りが楽しかったです。

地元のビール。We're beginnerと伝え軽いものを勧めてもらいました。

以上、サントリーニ島でのフォトウエディングについてでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?