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メーターパネル警告灯の意味と推測できる修理今回のブログでは、エンジンフォークリフトのメーターパネルに警告灯(インジゲーター)が表示された場合の意味と、予想される原因についてご説明します。

メーターパネル警告灯の意味と推測できる修理

今回のブログでは、エンジンフォークリフトのメーターパネルに警告灯(インジゲーター)が表示された場合の意味と、予想される原因についてご説明します。

①ブレーキ警告灯


【ブレーキオイルの油量を知らせる警告灯です】
●この警告灯が点くとブレーキ系統のどこかでオイル漏れをしている可能性が高いので使用を中止してください。

②エンジン警告灯


【エンジオイルの油圧が正常かどうかを知らせる警告灯です】
●この警告灯はエンジンをかけると消えます。しかし、エンジンをかけても点いている場合は「エンジンオイルの油量が少ない」または「オイルが漏れている可能性が高い」という理由が考えられるため、使用を中止してください。
●エンジンオイルが規定量入っている場合は、オイルプレッシャースイッチによる不具合の可能性があります。

③充電警告灯


【オルタネータの発電の状態を知らせる警告灯です】
●この警告灯はエンジンをかけると消えますが、エンジンをかけても点いている場合は発電していない可能性があります。
●バッテリーが上がり、エンジンがかからなくなる可能性があります。
●オルタネータベルトが伸びてオルタネータが作動していないか、ベルトが切れている可能性があります。

④エアーエレメント警告灯


【エアーエレメントがホコリなどで汚れて詰まっている事で点く警告灯です】
●エアーエレメントボックスからエアーエレメントを取り出し清掃、もしくは交換することで改善できる場合があります。
●エアーエレメントを清掃、または交換してもランプが消えない場合は、センサーの不具合の可能性があります。

⑤ラジエータ冷却水量警告灯


【冷却水の量が減ってきている場合に点く警告灯です】
●冷却水の水漏れが考えられます。エンジンのオーバーヒートにつながりかねないため、使用を中止してください。
●冷却水が規定量入っている場合は、センサーの不具合の可能性があります。

⑥セジメンタ警告灯


【燃料フィルターに水が溜まり過ぎたときに点くランプです】
●燃料フィルターの水抜きコックから水を抜くと、消える可能性があります。
●水を抜いても消えない場合、燃料タンク内に水が混入している可能性があるため、フィルターの交換をおすすめします。
●フィルターを交換しても消えない場合、燃料タンク内の清掃を行ってください。

まとめ

これらのご紹介した警告灯は、本来点灯していないものです。
メーカーによっても警告灯のデザインや種類が異なるので、取扱説明書を確認してください。
もし点灯してしまったら、どんな警告灯が点灯しているか、掛かりつけのフォークリフト修理業者にお伝えくださいね。
もちろんピー・シー・エスにご連絡いただければ、熟練の整備士がすぐにお客様のもとにかけつけます。

よろしければサポートをよろしくお願いします🙇⤵️