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飲めなかった珈琲を飲めるようなった。(エッセイ)

私はほぼ毎日珈琲を飲んでいる。
(砂糖、ミルクは必須!!)
けれど、こうして珈琲を飲めるように
なったのは大人になってから。
それに、今でも苦味の強い珈琲と酸味のある珈琲はまだ苦手だ。
そんな私がこうして珈琲を飲めるようになったことは大人だなーと思うが、
それはある意味、舌が大人になった、
というか味覚を感じるセンサー
みたいなものが衰えてきているだけで、
決して心が大人なった訳では無い。
なんとも悲しい事実。

私の体質は大人になってから変化した。
前は片頭痛を起こすことなんてなかったが、成人を過ぎた頃から片頭痛を
起こす様になった。
主にネットのし過ぎや天気、自律神経
などなど、色々な原因があるのだろうが
本当に困りものである。
私の頭痛は他の方に比べれば軽いものだと自分中では思っているし、実際そうだと思う。けれど、軽めでも治るまではとても厄介。
特に厄介なのは目の痛み。本当に辛い。
頭と共に目を押したりすると凄く痛む。
そんなとき、私は珈琲のお世話になる。
珈琲には血管を広げてくれる作用があり
その作用によって片頭痛が和らいだり、
治ったりするからだ。
今では切っても切り離せない私の
大切で小さなお薬。
といっても全ての片頭痛が珈琲で収まったり、治ったりするわけではないので
その時は「アセトアミノフェン」という
お薬のお世話になるときも多々ある。
副作用の少ない、優しいお薬だ。

まさか私が珈琲を飲むようになるなんて
子供の頃の私は想像もしていなかった。

けれど、珈琲の味も中々良いし、
入れ方やお店によっても味が変わる。
もう少しすれば、ちゃんと、
珈琲の美味しさがわかるよ。
と、子供の頃の私に教えてあげたいと
思う、私なのだった。

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