人間不信は嘘を吐く まとめ/不信の共感 

五ヶ月ほど続きを書けてなくて手をつけるかと思ったけど一つにまとめておまけとして不信の共感を書くことにした
題名はそのまま使ってるけど文中にそれっぽいの書けなかった
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   不信の共感

胸と子宮を取りたいと思って、ずっと悩んで親に伝えたけど高校では無理だと言われた。
一言で、片付けられた。
今まで我慢したのにまだダメなの?
まだ我慢しないといけないの?
小学校高学年の頃初潮がきた。
他の女の子はみんな可愛い。
僕は男でありたかった。
中学の時好きだった子に告白したけど友達でいたいからって振られた。
男の子だったら付き合いたかったけどって申し訳なさそうに言われた。
あの子は優しい。
悪いのは男に生まれ損なった僕なのに。
中学の頃は一年の二学期から不登校だった。
そんな僕に彼女はよく声をかけてくれた。
毎日のように家に来てくれた。
元々家は近かったけどそんなに話したこともなかったのに。
休日は引きこもっていた僕を外に連れ出してくれた。
二週間か三週間に一回散歩に行った。
近場ではあるけど、いろんなところに行った。
楽しかった。
二年から保健室登校ができるようになった。
保健室にも来てくれた。
三年からは午後からだけ授業に出られるようになった。
卒業式が終わった後、告白した。
でも、振られた。
そして彼女は自殺した。
高校に受かったと言うのは、嘘だった。
彼女は僕宛に遺書を残していた。
『嘘ついちゃって、ごめんなさい。
ほんとは学校なんて嫌いだった。
でも行かないと怒られるから行ってた。
紫雲と話すのは楽しかった。
私の逃げ場になってくれてありがとう。
紫雲のことは大好き。
PS、告白してくれてありがとう。嬉しかった』



「ここなら、人通りないよ。ちょっと浅めだけど、流れが強いし石がゴロゴロある。すぐ死ねるよ」
「そうだね」
「翠くんは、大人しいね?」
「だって、やっと、叶うからね」
「……じゃあ、いい?」
「うん」
「「せーの」」










無音
目を瞑ってるから暗闇
もう、光に目を擦らなくていい?
なんで、病院
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