見出し画像

神大選手紹介一人目~神大らしいエース小林篤貴


  •  初回となる今回は神大の頼れるキャプテンにしてエース小林篤貴選手についての紹介です。

  • 高校時代~エースにはなれなかった

  • 高校時代は四日市工業でプレーしていた小林選手同期には城西で活躍する山中選手、中央学院で活躍する伊藤選手、一つ下に東京国際で活躍する佐藤選手など力のある選手が揃っており5000mでは14分38秒高校駅伝では2区19位で走っているものの決して学年全体でも目立つ存在ではありませんでした。

  • 大学一年~確かに示した成長と残った悔しさ

  • こうして神奈川大学に入学した小林選手、次々と同学年の選手たちが記録会や予選会で結果を出すなか、小林選手自身も一万mで29分50秒を出し箱根の16人のメンバーに入ります。しかし彼の役割は偵察メンバー、同期達が箱根を走る中悔しさが残りました。この悔しさを糧に小林選手は飛躍していきます。

  • 大学二年~確かな成長と自信

  • そうして迎えたトラックシーズン全日本予選では一組を任され自身セカンドベストの15位と奮闘します。箱根予選会では途中転倒もありながら112位とまとめ、さらに箱根前の記録会で自己ベスト更新と絶好調で16人のメンバーに入り箱根駅伝を迎えます。箱根駅伝では復路のエース区間9区を9位で走ります。この走りに大きな自信を得て、彼はエースへの階段を登っていきます。

  • 大学三年~急成長と大きな悔しさ

  • 迎えたトラックシーズン彼はとてつもない成長を見せます。自身初の関東インカレでは一万mで自己ベストを約20秒更新します。さらに全日本予選会では三組を任され2位チームのトップ通過に貢献し、夏前には初の28分台となる自己ベストで走るなど絶好調で駅伝シーズンを迎えます。しかし箱根予選会では後半の失速が響き前回より順位は上げたものの81位、チームもまさかの12年ぶり予選落ち、全日本では8区12位総合でも12位とチームも小林選手も振るわず悔しさを味わいます。しかしこの悔しさは小林選手を神大のエースへと成長させていきます。

  • 大学四年~神大のエースへ

  • そうして迎えたトラックシーズンそこには神大のエースとしてキャプテンとして、他大学のエースとしのぎを削る小林選手の姿がありました。ハーフマラソン、五千m、一万mのすべてで自己ベストを更新、勝負レースでも関東インカレ一万m15位全日本予選会四組17位とエースとして責務を果たします。箱根駅伝予選会小林選手の役割はエースとしてタイムを稼ぐこと、それは去年自身が出来なかったことでした。予選会が始まり小林選手は日本人の先頭集団に付きます、後半東農大の前田選手が飛び出したのとほぼ同時に飛び出し留学生を追いかけ始めます。前田選手には勝てませんでしたが総合14位の日本人3位エースとして見事責務を果たしチームを予選通過へと導きました。

  • 最後に

  • この一年小林選手がいなければチームは成り立っていなかったと思います。そんな小林選手も、来年の箱根駅伝が神大の選手として最後の駅伝です。チーム、そして小林選手が笑顔で終われる。そんな箱根駅伝が見れることを祈っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?