神大選手紹介三人目~神大らしい選手に~宇津野篤
はじめに
皆さんこんにちはウイングです。今回は神大を4年間抜群の安定感で支え続ける宇津野選手を紹介していきます。
高校時代
陸上長距離界では、名門中の名門佐久長聖で走っていた宇津野選手。同期だけでも駒澤大学の鈴木選手 専修大学の木村選手、立教の服部選手など大学陸上界でも名の知れた選手がいるなか二年生にして主要区間の4区を任され22位、三年生になると、再びの4区で6位さらに都道府県駅伝でもエース区間の5区を任され4位、5千mでも14分09秒とトップクラスのタイムを持つ宇津野選手、大きな期待を寄せられ神大に入学します。
大学一年~安定感抜群
大きな期待を寄せられ入学した宇津野選手。いきなりその期待に応えます。箱根予選会54位さらに一万mで29分ジャストいきなりエース区間に抜擢せれてもおかしくないほどの成績を出します。そして迎えた箱根駅伝本戦、任されたのは復路のスタート区間にして下りの適性が求められる6区、しかし宇津野選手は59分台の区間12位としっかり対応順位を2つ上げ流れを作ります。結果としてシード権は獲得出来ませんでしたがこれ以降チームの主力選手として活躍していきます。
大学二年~渋さが光る活躍
大学二年生になりチームの主力二人が怪我で長期離脱し、チームは苦しみます。そんな中でも宇津野選手は全日本予選会2組14位、箱根予選会は先頭で勝負しての65位、確実に結果を残します。箱根駅伝本戦では3区を任され区間13位順位を2つ落としますが流れは繋ぎました。さらに日本クロスカントリー選手権では実業団の選手と勝負しての11位、学生では4位と結果を残します。ロードレースでの失敗はなく、安定感抜群の宇津野選手、しかしトラックレースでは自己ベストが出せず苦しい戦いが続いていました。
大学三年~確かな成長
三年になり初めての関東インカレ、予選落ちも
全日本予選会では三組5位とトラックレースでは久々の会心のレース、その後の記録会も調子をキープし箱根駅伝予選会を迎えます。しかし宇津野選手自身は43位と責務を果たすもチームはまさかの予選落ち、これで調子を落としたのか全日本駅伝は欠場します。それでも11月の記録会一万mで自己ベスト、そして初の28分台としっかり結果を残します。ここまで大きなケガもなく一歩一歩確実に階段を登ってきた宇津野選手、そんな時彼に大きな転機が訪れます。それは日本クロスカントリー選手権、このレースで諸大学のエース達を抑え7位入賞を果たします。これにより大きな自信を着けた宇津野選手、しかし4年生のトラックシーズン彼は苦しみます。
大学四年~主力としての意地
主力としての活躍が求められる4年時、しかしトラックシーズンは怪我の影響もあり関東インカレを欠場。全日本予選会は怪我の影響もあり二組10位
チームも出場を逃します。それでも夏前の網走記録会で14分を初めて切る好走、調子を上げて夏合宿をこなし、箱根駅伝予選会に臨みます。エースとしてチーム二位の31位と結果を残し、チームを予選会通過に導きました。
さいごに
四年間主力としてチームを引っ張ってきた宇津野選手最後の箱根では、主要区間を任されるでしょう。最後にその走りでチームをシード権へ導いて欲しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。