神大選手紹介四人目~あの場所でもう一度~佐々木亮輔選手


はじめに

皆さんこんにちは、今回は役者揃いのこの世代で最初に注目を浴びたであろう佐々木亮輔選手の紹介をしていこうと思います。

高校時代~駅伝男

高校は佐賀の強豪鳥栖工業で活躍していた佐々木選手。同期には明治大学で活躍する杉選手、黒崎播磨に進む中島選手らがいるなか一年生からレギュラーを掴み都大路5区36位、二年生では2区を走り区間19位、三年生ではついにエース区間に回り5000m14分23秒ながら、4区4位と好走します。大学は高校の先輩山崎選手の後を追い神奈川大学に入ることになった佐々木選手、大学でもその勢いは止まりません。

大学一年~いきなりの大活躍

当時からその駅伝の実績で粒揃いの一年の中でも期待されてた佐々木選手。すると箱根予選会では他の一年生と共に出走したチーム5番手の68位、さらに11月の記録会で自身初の29分台を出しメンバーに選ばれます。
迎えた箱根駅伝本戦佐々木選手はルーキーには珍しくアンカー区間10区を任されます。同期の高橋選手からたすきを受けとると序盤から突っ込み区間2位ルーキーとしては歴代2位の走りで駅伝ファンを驚かせました。このまま神大のエースとして飛躍していくかに思われた佐々木選手ですが、二年生になり彼は苦しみます。

大学二年~二年目のスランプ

大学二年になり飛躍が期待された佐々木選手しかし万全じゃないなか任された全日本予選会で一組35位に終わりチームも出場を逃します。
その後は怪我もあり箱根予選会と箱根本戦はエントリーに入るも出走できずに終わり、悔しい一年になります。しかしこの一年が佐々木選手を強くさせます。

大学三年~復活

復活を期す大学三年生関東インカレと全日本予選会は未出走も7月の網走記録会で29分32秒のセカンドベストを出し復活をアピールします。
迎えた箱根予選会、佐々木選手は後半抜け出しチーム4位の89位と久しぶりの大きなレースでも結果を残します。しかし後続の選手が続けず予選落ちを喫します。その後の全日本は未出走も一万mで29分10秒と自己ベストを出し、年の変わった2月の丸亀ハーフも、63分10秒のセカンドベストと好調をキープしたまま四年生のシーズンを迎えます。

大学四年~意地

四年生のトラックシーズンになり、初めての関東インカレ。ハーフマラソンにエントリーし6位入賞といきなり結果を出します。その後の全日本予選会も二組9位出遅れたチームを出場圏争いに戻す好走を見せます。そうして迎えた箱根予選会。集団走のリーダーとして例年より早くから準備を進め、メンバー全員を15kmまでエスコートします。さらに自身もペースアップしチーム4番手の81位の好走しチームの予選通過に大きく貢献しました。

さいごに

先日の記録会でも29分7秒と自己ベストで走った佐々木選手。一年の時のような走りでチームのシード権獲得に向けて頑張ってほしいです。
 


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