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昭和37 缶蹴り

缶蹴りという遊び

 「缶蹴り」という、かくれんぼとだるまさ
んとが混合したような遊びがあり、ここでも
みんなで行なう主流の一つであった。

 鬼になると残りのかくれている子供たちを
みつけて、「誰誰君みつけた!」といって、
自分が番をしている空き缶を踏む。全員みつ
ければ鬼からかくれる方へ昇格できるしくみ。

隠れる側 

 一方かくれるサイドは鬼が全員を見つける
前にだれかが、鬼がさがしに出るため番をし
ている空き缶から離れているうちにこの空き
缶を蹴って、つかまった仲間を開放するとい
うわけである。

隠れ場所

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