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1 Vroid→MMD備忘録

はじめに

pixivサービスのひとつであるVroidを利用してBlenderでモデルを改造、最終的にMMDで躍らせるための備忘録です。現在進行中です。12/18、ひとまずMMDの方にもっていける程度にまでは完成しました。
MMD(pmxエディタ)もBlenderもドドドドド素人である自分が手探りで作業を進める中、やった方がよかったことや気を付けるべきことを書いておき、いつか見返して同じ轍を踏まないことを主たる目的としています。
自分用なので画像も少なく、メモ書き多めです。申し訳ないです。
先に見出し代わりのページだけ作って、メモ書きを重ねていくイメージです。
ホーム画面の記事は更新順になります。
手順に沿って読みたい方はマガジンの方から記事を見てみてください。

目標

Vroidから素体を使わせてもらい、出来る限り楽をしながら、
極力自分の理想的なモデルを作ってMMDで躍らせること!

です。そのため配布モデルのような配慮のあるモデルはできなさそうです。現時点でテクスチャは散らかっているし、インナーも妥協しているためコート等脱がせれば張りぼてなのが分かってしまう感じです。
自分用!とある程度割り切って作ることがこの記事のゴールです。

書いた人の初期ステータス

念のため自分のステータスを書いておきます。
・Vroid、MMD→コンバーター使って出力して躍らせたことはある
・PMXエディタ→ちょっとだけいじれる、局面自動化プラグインや剛体の付け直しをしたことがある。演算を多少いじったことがある。
・Blender→2年くらい前にカーブ機能でメッシュを作った事がある気がする
・クリスタ(イラストソフト)→レイヤー機能など理解している
こんな具合の超ド素人です。知らないことや分からないことがあまりにも多いです。
ちなみにBlenderのバージョンは2.93でした。古かったです。最初に最新版にしておけばよかったです。

Vroid産モデルをMMDで躍らせたい場合、どこまで自分が頑張れるのか、頑張りたいのかを考えるのが大事だと思いました。簡単で手間の少ないものから順に書いていきます。

①演算とか造形とかそこまでこだわらない!

動きが微妙でもいいからとにかく踊るところが見たい。ということならば、Vroidでvrm出力エクスポートしたモデルをpmx形式にコンバートするだけでいいと思います。動画とかも出ていますので説明は割愛します。
配布場所

②髪の毛やスカートくらいはなめらかにしたい!


ということであれば、①に加えてMMDと合わせてよく使われる「PMXディタ」のDLがおすすめです。演算の修正ができます。
髪の毛の剛体・ジョイントは全て抜いて、一から入れ直せば房ごとに動かせます。
現在は「準標準ボーン」というボーンを使うモーションが多いため、①の動きがおかしかったらこれを入れた方がいいと思います。

他にも自分が前使ったのはこのプラグインでした。

③揺れものやアクセサリー付けたい!

というならば、Blenderでの編集がオススメです。ポニテや尻尾を付けたり、眼鏡やヘアピンなどのアクセサリーをつけることができます。ボーンの挿入やウェイトを塗ることもBlenderでできます。
「MMD_tools」「VRM Add-on for Blender」の導入が必須です。

また、細かいことはここでは省きますが、ボーンの名前変更したり「センター」ボーンを入れたりはしなきゃいけないみたいなので、大変といえば大変でした。
ただ、ウェイト設定はそのまんまなので、ウェイト面では④より楽だと思います。
私はなぜかMMD_toolsが導入できなくて、Blenderのファイルの場所を捜索→システムファイルを見つけてそこに直接プラグインを入れるっていう感じだったので、ここまでで一度心が折れました。同じところで苦しんでいる人はWindowsでしたら
\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Blender Foundation\Blender\(バージョン名)\scripts
で検索してみてください。

12/13気付きました
この方法だけだとMMDが動作不良を起こしかねないレベルのハイポリゴンモデルができる可能性高いです。
同時にローポリへの変更がオススメです。

④服を変えたり造形を変えたりしたい!

備忘録のメインになります。
大変だったなーと思うことは多いですし現在進行形ですが、モデルへの愛着は現在すごいです。
ただここまで来るとほぼ素体を借りてモデリングしている状態に等しいので、人によってはVro使う意味ある?ってなると思います。私としては、モデリングしたいキャラが特別な意匠の服を着ているわけではなかったため、服のメッシュを使えるのがとても便利でした。

服だけ作る、髪だけ作る

まだちょっと作業は少なめだと思います。メッシュを張ってUV展開、テクスチャ描いてウェイト塗って…という一通りの作業になります。
○よかったこと
ズボンなど特殊すぎる造形ではない場合、ほぼメッシュから取り出してモデリングできるためめっちゃ楽。クオリティの高いテクスチャを使える。

○大変だったこと
だいたいそれ以外全部。反面、Blenderの使い方をとても勉強できました。

顔の造形までかえる

最終的に気になってしまって、結局顔の造形を変更しました。
輪郭の調整、耳の調整、唇の調整です。そしてもう一つ大きいこととしては、まつげの立体化です。
VroidをそのままMMDで使うと目を閉じたときのモーフがおかしいことが多いのですが、それはまつげが平面に透過テクスチャが貼ってある状態のためです。これだと崩れやすいので立体化しました。
個人的に、白目・口内・眉毛は位置以外はそのままでもわりといい印象です。(変わるかも)
一方で輪郭・瞳・ハイライト(標準位置が左右対称なのでハイライトにしては違和感がある)・まつげは調整しました。そうすると、Vroidで標準的に作ってくれる「モーフ」をいったん削除することにもなりました。

さいごに

躍らせられるよう頑張ります。
下に行くほど大変なことがおおい一方で、下に行くほどいわゆる「Vroid用のもの」が「MMDに対応できるもの」に変わっていくため、最終的な出力やエディタに持っていったときにすることが楽になる印象もありました。
例えばボーンの名前は全てMMDに対応するものに変更できるため扱いやすく、モーフの名前もMMDにそのまま対応できるものに変更できます。一長一短という印象でした。

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