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明治杯の見所を探してみました【GR 60㎏級】

6/15〜6/18で全日本レスリング選抜選手権がスタートしています。

仕事の都合で初日は少ししか見れていませんが、それでも東京体育館の広大な面積にマットが悠々と引かれています。
会場に来て頂いた記者さんの席から選手の試合が見れるのか、少し不安な配置ですが、オリンピックを掛けた熱戦を是非世界に届けてほしいものです。

はい。そんな不安からスタートした全日本選抜ですが、運営の不安を遥かに払拭させるパフォーマンスが目白押しです。やっぱり最近の日本のレスリングのレベルはすごいです。

さすがにフリースタイルダンジョン以外の考察もしたいのですが、如何せん今の有元が流行に疎いこともあり、グレコローマンや女子の見どころをグイグイ上げにくいという所もあるんです。圧倒的勉強不足、怠慢ですね。反省しています。

グレコローマンスタイルとは


はい。全日本選抜はすでに始まっていますが、グレコローマンスタイルダンジョンの見どころも探ってみます。
と言っても、無責任なことはあまりデジタルタトゥーとして残したくないので、ルールと合わせて簡単な見どころをお伝えしたいと思っています。

グレコローマンスタイルは上半身だけのレスリングになります。太田忍選手もグレコローマンスタイルダンジョンのラスボスでした。
上半身だけで人倒せるん?僕もそう思いますが、現に倒すどころか、人が空中で回転しています。怖すぎる。
点数の入り方も基本的には同じですね。あまりにも大きく飛んだら5点が入るぐらいです。

少し違うのは、途中で審判が攻めている選手に、1ポイントと、グランドからの攻撃をプレゼントする時があります。確変やと思ってください。

確変を頂いた選手はグランドのシチュエーションから攻撃ができます。ここで追加点が取れるか、守備側は守れるか、で試合が大きく動きます。

グランドのルールが採用されてから、グレコローマンは見応えのある試合が増えてきています。

グレコローマン60㎏級のリストを日本レスリング協会様から拝借。
レベル高い。

文田健一郎くん(今回は不出場)

グレコローマンと言えば最初に文田くんの名前が出てきます。
東京オリンピック代表権を現RIZINファイターの太田忍選手と最後まで争い、彼が代表になりました。東京オリンピックでは見事準優勝。休暇明け去年の世界選手権でも3位になっています。
文田くんと言えばソリ投げです。背中の柔らかさを活かして、クラッチをしていなくても、ソリ投げが可能です。かっこいい。
上で組み合えば首投げもあるし、グランド技もバリエーションがすごいです。

今回は文田くん怪我で棄権ですので、今大会で優勝した選手は世界選手権代表権をかけて、文田くんとプレーオフとなります。
まずはしっかり怪我治してください。

河名真偉斗くん

河名マストの弟の河名真偉斗くんが、半年前の天皇杯で決勝を文田くんと争っています。
前回は少し差がありましたが、点の取り合いになった時に、勝ち切ることが出来る印象があります。
半年前の天皇杯では、グレコ界のレジェンド、田之倉さんと地獄のような点の取り合いの末、勝ち切っていました。
本人は望んでいなくとも、個人的にはそんな点の取り合いをまた見たいと密かに思っています。

稲葉海人くん

個人的に何かをしてくれそうなのは、稲葉くんです。半年前の文田くんから唯一得点をしています。
60㎏級とは思えないぐらい手足が長くて、滑らかな投げ技が特徴になります。
グランドの防御もなかなか浮かないので、相手からしたら攻めにくいんやろなぁ。と他人事でみています。スタイルが違うんで。

他にも見所しかありません


他にも今年の国体優勝、去年の明治杯で文田くんと決勝で、6-3と惜しかった鈴木絢大くん、55㎏級のアジア王者の塩谷優くんと、日本レスリング界を背負うイケメンが勢揃いの階級です。
僕は写真選考で落ちると思います。

オリンピック準優勝への挑戦権を賭けたグレコローマン60㎏級は6月17日〜6月18日に行われます。
是非、皆んなでグレコローマンも応援しましょう!

※今回は僕の独断と偏見が入っているnoteです。名前をあげさせて頂いた選手に関して、選手本人や周りの方々から編集、削除希望がございましたら、お気軽にお申し付けください。
直ちに投稿の編集、削除をさせて頂きます。

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