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タックルを綺麗に決める方法
先週はジュニアオリンピックカップで横浜、今週末はU-23世界選手権予選会で埼玉に行っていました。
試合が続いてくれることはありがたいですね。以前、白木アマゾン大輔さんのラジオでもお話がありましたが、若いうちはとにかく試合をすることが競技を強くなる近道だと思っています。
最近のレスリングのレベルが上がっていることは以前から申しておりますが、それ以上に最近の駅弁のレベルの上がり方に驚いております。コロナ期間中に駅弁たちは我々を満足させるべく爪を研いでいたみたいです。
遠征の楽しみがまた一つ増えました。
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今回の予選会3位。お疲れ様でした。
タックルがたくさん入りたい方へ
はい、早速本題です。だいたい皆さんがレスリングクラスに来られる理由はコチラではないでしょうか。
「タックルが入れるようになりたいです」というご意見に対して、僕はたまに反射で「え?タックルですか?」と返してしまいます。ごめんなさい。タックルしたいですよね。
タックルも一応種類や品揃えが豊富にございます。「ラーメン食べたいです」と言われると「え?醤油?とんこつ?それとも二郎?」となるのと同じです。
適材適所で使い分けていただければと思います。
前にも話したのですが、タックルはかなり難しい攻撃のひとつだと思っています。
そして試合でタックルを仕掛けれる方はそれだけで才能です。どんどん入ってください。
タックルを上手に入る方法
僕が思うにタックルを綺麗に入りたい方は「タックルは組手から始まっている」という認識を持ってみると良いかもしれません。
組手で相手を崩しながら、タックルに入ることを意識してみてください。
相手の懐に潜り込んだ時も、まだ自分の片手は相手の体のどこかを引っ掛けている。ぐらいまで執着してみてください。
初恋ぐらい相手を引きずったままタックルに入れると、相手のタックル切りやカウンターの確率を少し下げることができると思います。
【引きつけを用いた両足タックル】
— 有元伸悟@レスリング教える人 (@shingo_yadee) April 19, 2023
泉選手のTikTokにもお邪魔しています。
ありがとうございます。@Takeshi_Izumi46
良かったらご覧ください!https://t.co/HSefi9yPHM pic.twitter.com/dKpdyO4ger
↑このイメージが割りと近いかもしれません。
この「崩しながらタックル」というのは、僕のレスリングの永遠の課題です。
達人の域に達すれば、かなり前段階の組手からタックルが始まっている、と言っても過言ではないと思います。将棋か。
でもあくまで僕が思う一例です。遠くから勢いをつけた遠距離型のタックルは力強さがありますし、何より繰り出すタイミング多いということも魅力です。
外国選手の多くは飛びつくようなタックルを採用しています。僕も絶賛飛び込みタックルを採用することもございます。
タックルはどの時に練習するか
これは間違いなく打ち込みです。
練習で一番大切なのは打ち込みです。
一番時間と比重を置くのは打ち込みです。
伸び悩んだらまずは打ち込みです。
居酒屋なら「とりあえず生ぁ」、道場では「とりあえず打ち込みぃ」です。
その時、出来れば5秒ぐらい組手をウニョウニョ〜としてからタックルなり、攻撃の練習をしてみてください。組手は適当でも大丈夫です。前に押しながら〜とかでも十分です。
単発で技を出すより何かに繋げながら出すと、実戦に近い形で練習が出来ると思います。
後、何となくカッコいい。
「この人何か考えて練習してるな。知らんけど。」って思ってもらえます。
是非試してみてください。
打ち込みや組み手の話になると、どうしても話が長くなるので、この辺でやめておきます。また別の機会にお話しさせてください。
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