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告白、あるいは完壁な弁護

先日、韓国映画『告白、あるいは完壁な弁護』を見てきました。
期待を上回る面白さ。普段、Netflixなどで韓国ドラマはよく見ていますが、映画館で見るのは、『パラサイト』『1982年生まれ、キムジヨン』以来。この二つは、都内の割と大きめの映画館で見ました。今回ははシネスイッチ銀座。大きな映画館では見られない、芸術的な映画が多いイメージです。

映像は雪深い森の中

東京は、うだるような猛暑の毎日、映画の舞台は真冬の雪深い山道。サスペンス映画ということもあり、なんだかとてもひんやりしました。映画の中盤までは結末を予想しながら、真夏に冬の季節の映画、涼しくていいかも…などと考えていましたが、後半は完全にスクリーンに夢中になっていました。

STORY

何者かに、不倫相手とのことをバラされたくなければお金を用意しろと脅迫され、ホテルの一室に呼び出されるIT社長。会社の成功は、妻の実家に頼るところが多く、妻には絶対知られたくない。ホテルには、別れたはずの不倫相手も呼び出されていた。脅迫してきた相手は一向に現れず、突如響くパトカーのサイレン。2人は急いで逃げようとするが、何者かに襲われ、意識を失う。

男性は、ドアを叩く音で我に帰るが、そこには血を流して倒れているかつての恋人が。鍵を開けて入ってきた警察官に殺人容疑で逮捕される。
一体誰が、なぜ、このような事件を起こしたのか。保釈されて、山奥の別荘に隠れる男性の元に、敏腕弁護士の女性が現れ、事件の真相が少しずつ明らかになる。弁護士役の女性は、韓国ドラマ、『ペーパーハウスコリア』の警察のネゴシエーター役をやっていた女優さん。

知的な役がピッタリ。そしてスリルあふれる状況にもピッタリ。淡々と、容疑者から真実を引き出そうとする。無罪にするには真実を知る必要があると。誰が真犯人なのか、この社長はどうなるのか。


原作はスペインの映画

原作はスペイン映画ということなので、スペイン版はどのような感じなのか、是非見てみたいです。やっぱり、サスペンスもの、好きだわーと再認識しました。このストーリーだったら、結末知ってても楽しめそう。機会があれば見ていただきたい映画でした。
(画像は公式サイトからお借りしました)

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