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本日の日記【ほんき#11 個人懇談会を通して】

個人懇談会がこの1週間ありました。
「学校に楽しんで行っている。」
「4月と比べてとても成長しました。」
「このクラスでよかったです。」
など、嬉しい言葉もたくさん頂きました。本当に自分がいろいろ思っている中でありがたいなと感じることがたくさんありました。

個人懇談会で話したことで得られた自分の成果や課題を言語化し次に活かすことができればと思います。

個人懇談会とは

個人懇談会とは、担任と保護者が話し合い学校のこと、家庭のことを共有する場です。
私は共有した上で、子どもの頑張りや今後に向けた課題、改善策を話し合えれば成長につながるのではと考えています。また、日々の指導にもつながっていくのではないかと思います。

保護者とはなすこと

なにを話しているのかについてまとめていきたいと思います。

①最近あったポジティブな出来事を話す。
「今日、体育で〇〇をしていて、とっても素敵でした。」

②子どもが書いたふりかえりシート(頑張ったこと、頑張りたいこと、習い事、よく遊ぶ友達、生活面での自己評価)を共有して2学期を振り返る。(ポジティブなこと中心)
「頑張ったことは、こう書いてますけど、確かに〇〇のところはとても頑張っていました。」
具体物、写真があればそれを見せる。
「よく〇〇さんと遊んでいます。休み時間も〇〇している姿をよく見かけますよ。」

③学習面(評価)の共有
「国語の漢字、よく頑張りましたね。テストでも、普段のノート、取り組む姿勢がとても良かったです。」
「どの教科でも考えをたくさん書いてよく発言しています。具体的には、〇〇」

④保護者の方からの質問、お家での様子
「生活面や学習面で心配なこと、不安なことはありますか?」

⑤課題の共有
「自分の思いや気持ちを書くことに苦手さを感じているようです。」
「算数の文章題は苦手のようです。」
「国語の読み取り問題が少しできていなかったです。」

⑥課題の解決方法を話し合う。
「漢字が苦手なようですね。冬休みの宿題でも漢字が出ます。少しでも漢字の学習を見てあげてほしいなと思います。」

子どもにより流れは変わるのですが、大体はこのような感じで話しています。

成果

・和やかなな雰囲気で話したこと。
・子どもの頑張り(ポジティブなこと)を伝えられたこと。
・成果、課題を共有できたこと。

課題

・改善策が上手く出てこないこと。
・子どもの見取り(課題、評価)が甘いなと思うこと。
・評価を明確にはっきりしてないなと思うこと。
・もっと伝えられる子どもの頑張りがあること。

ふりかえり

個人懇談会についての成果と課題をもとにもとふりかえりをしていこうと思います。
和やかな雰囲気を作れることは自分の良さだと思います。ポジティブな話からはいり、笑顔で話す。日々心がけていることです。事前に子どもたちに〇学期のふりかえりを書かせることも有効だと感じます。理由は、そのシートに子どもの個性が出るからです。丁寧さ(雑さ)文章の構成、友達のこと、学校のこと、シートから話が広がることが多いです。

けれど、日々の忙しさの中で子どもをもっと見取ったり、写真に収めなければありのままを伝えられないなともいつも感じます。せっかくきていただいていて子どもたちの頑張りを共有する上で、あとから思い出したり、もっとこれを伝えたら良かったなと思うことが多々あります。

もう一つは改善策。例えば、今回だと、文章力を上げるために?算数の文章問題を解くために?読解力をつけるために?言葉を増やしていくために?発想力、想像力を広げていくために?集中力を上げるために?どうしたら凡ミスは無くなるの?

文章題を解くために数をこなした方がいい。読解力をあげるために本を読んだらいい。読書した後に感想を書けば。テストの際は見直しを必ず。とかとか、ありきたりなことしか言ってない気がします。

そこは、教師力が発揮される場所だと思うのでその辺りを鍛える必要があるなと思います。間違ったことは言ってはいないけれど、その子にあった勉強方法を提示できればより良い懇談会になるなと思いました。

あとがき

個人懇談会を言語化したことが初めてでした。自分のやり方が良いのかはおいておいて成果、課題が明確になったと感じます。日々の指導に活かしていきたいと思います。

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