いっぱい文字を書く人はキーボードにもこだわって欲しいという話

カタカタカタ、ターン!
今日も私は室内で一人寂しくそんな音を響かせています。
音の主はキーボード。もちろん、文字を入力するタイプの方です。
昔、知人と話していたらキーボード違いでアンジャッシュしていたことがあって、恥ずかしかった思い出があります。(結局、音楽のキーボードをやってると誤解されたままなのは内緒

さて、そんなキーボード。誰もがみんな使ったことがあるものですよね。私も毎日触り続けています!
そんなキーボード、買おうと思えば数千円で買えてしまいます。
だからこそ、私はこう伝えたいです。

どうせ使い続けるなら、つよつよキーボードを使っていきませんか~~!!!

人によっては半日以上触り続けるかもしれないキーボード。
それにこだわれば、毎日のQOLが爆上がりしちゃいます!そんなわけで、キーボードにこだわることのメリットを皆さんに伝えていこうかなと思います!

良いキーボードを使うことは持続デバフみたいなもの

私は「REALFORCE」のキーボード2つと「HHKB」のキーボード1つを使っています。そうです、私は無類の静電容量無接点好きです。
必殺技みたいでかっこいいですよね。
これはキーに物理的な接点がない、という特徴があるキーボードでその構造から耐久性が非常に高いとされています。そのため、メンブレンやメカニカルと比べても高価なものが多い……キーボードです。

ただ、耐久性が高いから使っているわけではありません。
なんと言っても、打鍵感(キーを押した時の押し心地)の良さや押しやすさ、そして使いやすさがと~~っても気持ちいいんです!

キーボードなんて、値段でそんなに変わるものなの?

そんな声が聞こえてきました、さて実際のところをお話すると……
キーボードを替えた瞬間に「おぉ!めちゃくちゃ使用感が変わった!」っていうものでは……ありません!!!

そうなんです、悲しいことなのですが……替えた瞬間に違いは分かりませんでした。
でも、打ちやすいキーボードはじわじわと私たちの身体を「このキーボード以外で満足できない身体」に作り替えて言っているんです!

毎日毎日、打ちやすいキーボードを使った後に前に使っていた数千円のキーボードを使ってみてください!
すると……どうでしょうか。

なんだぁ~~~!この打ちにくいキーボードはぁああ~~!ってなっちゃうはずです。そうなのです、良いキーボードを使うということは「祝福」ではなく「呪い」なのです。
それはまさしく、持続するデバフなんです!!

それでも使ってしまう高級キーボード

そんな高級キーボード……でも、一度虜になってしまえば私のように何個も買ってしまう沼に入ってしまいます。
抜け出せません。もう完全な泥沼です。

もう、キーを押す度に指に伝わってくる感触が忘れられなくなり……薄っぺらいキーボードの押し心地に違和感を覚えるようになります。
キーボードを押す度に僅かな気持ち悪さを感じてしまう身体になるんです。それが高級キーボードを使う宿命です。……悲しい。

けど、そんな持続するデバフを背負ってでも……!

私は高級キーボードを使いたい!!!
そうなんです。補って余りあるほどの魅力があるんです。
なんかもう神経がキーボードに繋がっているような、そんな感じなんです。サイバーパンクです。高級キーボードを使えば、指先が常にサイバーパンクに浸ることができます。

もし、毎日キーボードを長時間使っているけど高級キーボードを使ったことがない人はぜひ!一度!高級キーボードを使ってみてください。

最後に、大好きなHHKBの名言を残しておこうと思います。

アメリカ⻄部のカウボーイたちは、
馬が死ぬと馬はそこに残していくが、
どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。

馬は消耗品であり、
鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。

いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、
生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。

東京大学 名誉教授 和田英一

引用元:HHKB公式サイト


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