双子じゃないのに同級生を産んだ話10

すくすく育った長女と次女。
そして、元気ゆえにパワフルでもあった。

オイラの母も共に育児をしてくれていたが、さすがに日々の疲れが蓄積して体調を崩してしまった。
家事や田畑の世話より、育児2人分の仕事量はハンパないほど気力も体力も奪う。

オイラもいろいろと限界を感じていたので長女を保育園に入れてもらえるか打診すると、家庭の事情とやらが通った。

ここら辺は、さすが田舎。
もともと待機児童はほぼいない(笑)

その当時、幼稚園の学費は一律いくらと決まっていたが、保育園は保護者の年収で学費が決まる時代だった(今もそうなの?)

東京からこちらに来た旦那の昨年の年収は200万円代だったので、学費は月1980円だった。

やっすww

補足をかますと、旦那はこっちに来ても、失業保険でウダウダ過ごし、就職してはまた転職しては失業保険でウダウダ過ごすことを繰り返していたので、
年収が上がるわけがなかった。

結婚するとか婿養子になるとか、大見得を切った割には、旦那は自由人だった。

家賃もかからない、光熱費や上下水道代を払う必要もない。メシは毎食食える。

成人しても家から独立しない弟のような立ち位置。
子供たちのオムツ替えさえ、こっちに来てからはオイラと母に丸投げだ。

仕事を理由に育児放棄し、年に一度の稲刈りですら手伝うこともしない最低な婿養子殿だ。

それもこれも、保育園料金が安く済んだと思えばありがたいことにはなるのだが、
さすがにこのままでは将来に不安がありありなのでオイラもバイトを始めて、
次女も保育園に入れてもらえることとなる。

保育園で2人目を預けると、学費が半額なんだそうで、長女1980円次女980円で面倒を見てもらえた。

オイラの稼ぎが貯蓄にまわるのはパラダイスだ。

結局、オイラの見立ては正しかった。
結婚なんかしなくても良かった。
やはり旦那はアテになぞならん。

子供たちは、オイラが守る!!

こうして、少ないながらもコツコツと貯蓄と節約の日々が続くのであった…


てゆーか、すべては父と母のおかげでもあるので、不詳のいたりは今後返すと誓う。

マジ、しょーもない娘で すまん…

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