今までの創造物
どうも。くらもとです。
川端康成の、『掌の小説』を買いましてですね、暇なときに読んでるわけです。読んでるとですね、僕も掌編小説を書きたくなるわけですな。そんな中、実は僕、昔から色々小説と呼んでいるなにかを作ってんですね。僕自身、今までの軌跡を振り返りたいなと思いまして、まとめとしてこの記事を作ったわけです。さっそく本題に入りましょう。
『シンギュラリティのその先』
SFモノですね。ブルーカラーの仕事を奪うはずのAIが、ホワイトカラーの仕事を根こそぎ奪った世界の話です。AIによって生み出された娯楽に支配されて、創作すらも辞めた人間たちの家畜化という荘厳なテーマなんですけどね。御しきれない! 俺の文才! こい!!!
『越えられない壁』
画面の向こうの存在に恋をし、越えられない壁に絶望した少女の遺書ですね。切ない!
とあるゲームがモチーフになっています。大体分かるでしょう。叶わない恋ほど貴いものはないですね、ええ。
『幸せの宝箱』
幸せの宝箱を見つけた冒険者たちが、中身を話し合うというストーリーです。他者あってこその幸せだとこの作品の中で伝えようとする僕は、確かに光の部分の真髄が出ているかもしれませんね。公開してる作品だと、人の死が絡まないのこれだけですし……
結局幸せの宝箱の中身ってなんなんでしょうね? 書いた僕自身、わかってません。
『雨の季節』
四年前の祖母の死を描いた私小説です。この記事の最初で、川端康成の『掌の小説』の話をしていましたが、それの一番最初にある『骨拾い』に触発されて、私も似たような、「祖母の死」をテーマにしました。
ですから『雨の季節』というタイトルより、『火葬場』のほうが正しいのかな? 書いてて気付いたのは『骨拾い』を十八歳で書いた川端康成の天才さですね。
『天国の恋人』
恋人の死と、再会をテーマにした作品です。梅雨の時期に書いていたので、それっぽい紫陽花を情景描写に加えたら、意外と物語にあっていました。天国の恋人ってのも中々皮肉なタイトルで良いでしょう? 自信あるんすよ。『天国の恋人と黒い紫陽花の魔法』ってタイトルになりかけたとは言わないでおく……
この作品、台詞の改行が無いのですが、流れるような会話であるという演出として改行してないんですね。半年ぐらい、おもむろに頭に浮かんできていたのがこの作品なので、いつか、もっと文才が上がったら、これを改良していきたいですね。ええ。
実はここまでで五作は作ってるんですね。感動です。
あとここだけの話、未公開作品だったり、筆を折った作品に、『無人日記』『試験』『傲慢と死』『虫歯』『三度の転生』などがあります。
あとツイッターで小ネタとしてあげた『青年と糞』とかですかね。
これらもいつか文才が鍛えられたときにリトライします。なんて抱負を述べたとこで今回は終わりです。
次のnoteは何を書こうかな…… 書くネタが無くて困ってます。なんかねえかと、太陽光に当てられながら考えるとします。ありがとうございました。
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