いやなら、やらなければいい(違和感)


よく、いやならやらなければい、と口癖になっている者がいる。

要は、相手にせず自分のことをしていろ、と言う話なのだ。

賢く、効率的な考えの持ち主に見える。

しかし、このやり方が妙なのは、切羽詰まったときには、無効になるということだ。

まぁ、そんなとき彼は、先にやっておかないからいけないんだ!など、いいそうだが。

どちらにせよ、冷淡である。

いや、それ以外のイメージを切り捨ててきたような感じさえ受ける。

たとえば、自分の後ろが崩れかかっているのに、見なければいいじゃないか?という、言葉に似ている。

それは、もう冷淡を通り越して無責任で、他人事である。

また、多角的に見ればビジネスマインドにも、見えなく無い。

いかに、効率よく、無用のものを排除していくというやり方は、視野の狭さ感じるし、公的意識を疑う。

ときに、頭のいい人間が、サラッとこのような言葉を吐く時、空恐ろしさを感じる。

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