作品3つ集めれば創作になる?
模倣や模写は、著作権がうるさい。
なにか組み合わせて、新しいものを作れば、それだけで創作になる…と、坂口さんはいっていた。
この世のマテリアルで、何かを生み出すのだら、まったくのZEROからはなにも創れるはずがない。
誰もが、どこかで何かを真似て、何かを脳内でミックスさせて、作品を作るのだ。
文章は、参考文献を後ろに書かなくてはいけない(本来は)。
せめて、引用だとしても「何何によれば」など使い、オリジナルではないことを言わなければならない。
そこが、絵と文章の違いだ。
あるアイディアですら、誰かの物を匂わす描写なら、直接の描写は避け、何かを代用するかのように、この世のマテリアルでソレを作らなければならない。
有名作家などは、小説のあとに参考文献を載せる。
いくつも参考文献が載るのを観ると、かなり勉強しており、幾つも取材もしているのだろうと、思わせることがある。
いや、有名じゃなくても、きちんと作った作品にはそれなりの裏付けから、そこからあるかもしれない可能性込みで、作品を練り上げる丁寧さがある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?