仲間が多いのは本当に悪いことだろうか?(その他)


一昔前のアーティストや著名人らは、人が集まっている様を見て、つるむのは良くない、という言い方をした。

しかし、どうもそうでも無くなってきているように思う。

仲間が多い少ないは置いておくとして、森さんなどは、人間は弱いからつるむ、個人がしっかりしていないからだ、というが、私には違和感がある。

同調圧力の線から考えてみると、人間がつるむのは、なにも弱いからつるむのではない、と思う。

要はコスパだ。

少し前から流行りだした「コスパがいい」という考え方は、何も強弱でなく、如何に利益に繋がるか?を重視する態度だ。

そう考えてみると、つるんでコスパを良くしおけば自由は減るかもしれないが何かあれば保険にもなる。

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また、いまだに仲間が多くて当たり前な考えはおかしい…云々という、著名人の意見も聞くが、大抵はコスパがいいという感覚から出ているようで「つるむ」ということに拘っていないような気がする。

闇バイトの連中は互いが(いま!)必要だから集まっている。

これを全体として当てはめて考えるのは変だが、必要だから〇〇という考え方は何も闇バイトに限らず、今風でアチコチにある風潮ではないか。

(経済の方では「つるむ」とモノを共有し合うから経済が活性化しない。従って、核家族や個人個人で分断された方が購買率は上がる説もある)

どちらにせよ、人間がつるむというのが、強弱だけだというのは、そろそろ古い考えでは無いか?と思う。

強弱よりも使えたり、互いに便利だったりする方が生物学的な共存関係として、合理的な考えにも見える。

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