世の中難しいのは


怪しいグミやマフィンなどが、話題となっている。

何かやるには間違いもあるが、ときに組織ともなれば、それを隠そうとする方向にもなる。

まして、組織の営利目的なら、都合の悪いことは無いことにする傾向があるだろう。

会社などに居れば分かるはずだ。

多少の妙なことは仕方ないにしても、拡大された妙なことが、ときに事件や事故、不祥事に繋がるのは、どうやら世の常らしい。

たとえば、私大で麻薬事件があったが、あれなども、元を辿れば営利にある。

昔に比べれば学費がべらぼうに高い。

儲けになるならば、できる限り厄介なことや、都合の悪いことは隠すというか、見ないことで済ませる流れになる。

畑違いの作家が理事をやっていたが、経営者がやっても、今回のことは起きたに違いない。

いや、作家は本来ものごとを暴くのも仕事である。

暴くと言っても、比喩や物語を使い、色んな問題を表現し世の中に考えさせる。
新聞を読まないなら本を読みなさい、はここから来ているようだ。

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反知性主義についての本を読んでいる。

詳しくは反知性主義の問題についてだ。

情報媒体としての書籍…新書にしても売れないというのは、昨今の動画によるものらしい。

尤もらしいことを説明口調で述べる配信者は、エンタメのカリスマ性があるようで、見る側に刺激を与える。

なら、本など読まず、本や勉強をしたであろう彼らの話を聞いた方が早い、となってもおかしくない。

時間の節約にもなるし、倍速で観るというのも、見る側にとって賢い選択のようだ。

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本を紹介するのが失礼という話がある。

要約を述べて終わりにするのが礼儀正しいらしい。

最近の会話、反知性主義などは、もっとも口論じみたやり方であり、進展や議論ではなく、論破や相手を負かすのが目的と、見ていれば良く分かるだろう。

これでは話にならないどころか、やっていることは動物の喧嘩である。

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