教員免許やAIなど(雑記)

都の中では1人で2クラス見るという教師がいるという。

教師の不足が問題になっている。
同時にブラック職場、ブラック部活、免許あるのに低賃金でなりたがらない、とか教師だけの問題ではなく、環境の問題でもある。

「問題」というのは、人間や物事だけではなく、状況や拍子もトリガーになるから、何かひとつだけがいけない、というものではない。

まして、ブラック〇〇については、いまや聞かないことはない。

ブラック化は子供のイジメだけでなく、大人世界でも、蔓延しているのが当たり前(?)なほどだ。

本来、いいはずがない。

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しかし、賃金であらゆることが縛られてしまっているから、何をするにも身動きがとれないし、自由なこともできない。

定額働かせ放題など言われるようだが、過去の聖職だった頃の扱いは、幻だったのか?とさえ、思えてくる。

これほど、子供が少ない、自殺や不登校が多発しているなら、小さなミスも大きく報道されるし、大人も子供も限られた中で物事をするしかなく、おおらかにはなれない。

賃金で縛られている…果たして、こんなので、世界の科学技術やAIなどに、肩を並べるのか?と暗い未来しかないが、google検索でニュースを見ようとすれば「明るいニュース」が検索候補に上がるくらいだから、まるで縮小した世界の中で、嫌ことにまみれているようなものだ。

AIといえば、羽生さんが藤井さんに挑むドキュメントを観た。

負けるのを分かっていて挑むのだから、真の目的がなにか?を悟る部分が観戦する側にも求められる。

若手はAIに自分の打つ手を読ませて勝負するらしい。
既に人工知能は人間の脳など超えている。

AI戦とも言われるほど、勝負の世界には人工知能が使われている。
産業や経済、科学、戦争だけではないのだ。

羽生さんは人工知能の導入に慎重だったようだ。
しかし、それで挑むのだから、周りも負けが予想できたし、実際負けた。

私は人間自体がAI化していると感じる。

賢い生き方として、ミスしないとか、バグがないとか、コスパがいいなど言う時点で人工知能と変わりないんじゃないか?と思う。

それも、この国だけでなく世界的な趨勢なのだろう。

googleの重役は、人工知能の怖いのは何が脅威になるか分からないから脅威なのだという。

これは、的を得ていると思う。

自然に近い生き方やアナログな生き方の中では、ある程度の不安…起こりうる危険は予想できた。

しかし、変数微分方程式ではないが、変数が変数として、いつも変わりゆくものには、身体を持つアナログな人間には付いていけないのではないか?

けれど、若い子は新しい技術を上手く使いこなせるだろう。

羽生さんのドキュメントでは、勝負のシーンの描写ばかりで、負のメッセージが読み取りにくい。

むしろ、藤井さんの気持ちよく勝つ姿の方が分かりやすく見えた。

ひとつ、わかるのは負の物事…負けた存在…ネガティブになっていくものを「分からなくしていく」のではないか?

逆かもしれないが、あえて負けると分かりながら挑む羽生さんの姿は100%負けの手段である。

明らかに見た目が分かりやすい負けだ。

しかし、その背景を読み解く術(すべ)というか、それを読み解ける力がなければ、負けの雑味のようなものさえも、分からなくしてしまう気がするのだ。

あまり、上手く言えないけれど。

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