こころの問題は何も生まない


精神論や根性論の害悪は良く言われる。

だが、現実的な問題を精神論にするのもおかしい。

状況の病と言うのがある。

置かれた場所で咲きなさい、とノートルダムの方は言うが、それは考えた方がいい。

居る場所が良くなければ、野生動物も去るように、あまりにも管理化され、システマチックに動くことを求められる場所も問題だ。

そこでは、心身を麻痺させなければ住めないのだから、やっていることは土台おかしい。

生きていれば、嫌なこともしなくてはならないというが、程度である。

嫌なら改善すればいいのだが、義務とか皆やってるとかを、持ち出して説得するのだから、方向に問題がある。

また、多くの人がやっているから、全てが正しいというが、正しいことに合わせるからできるのである。

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面白いことを聞いた。

マイクロマネジメント絡みだが、いちいち細かく確認して、あれはいけない、これはいけないとするから、余計なルールが増えるという。

元は、常識で判断していたことだ。

最低限の決まりを守らせ、あとは常識や世間の〇〇を持って進めば、ややこしくなることはない。

しかし、マイクロルール化した場やシステムや組織は、その分、現場の人を疲弊させ、やらなくていい仕事を増やしていく。

たぶん、世の中に出る前の問題なのだろう、時間軸から考えれば。

どうしても、権威的に振る舞いたいとか、上に立てば自由にしていいと言うのが、根にあると現場を振り回すことに繋がる。

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