自分を取り戻す(その他)

中高年以降に、前頭葉人間が多いというが、脳の抑制が効かなくなってきている話はだいぶ前からある。

しかし、私の印象では、いままで出来なかった事への悔しさや、恨み辛みが、一気に出てきているように見えなく無い。

もちろん、いい大人がそんなことするのは、みっともないし、子供のまえでは考えものであろう。

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しかし、冗談抜きで、自分を抑える生活をしていると、何が苦しくて、何を抑制していたのか?が分からなくなる。

そして、何が嫌だったのか?も含めて。

よく、自分が歩まず、選ばれなかった未来のひとつ…云々とかいうけど、大人なれば可能性など、いくつも捨てたり、保留にしたりして、今を生きている。

だけど、若い子に向かって、なんでもやって見ろ!というのも酷なのは、明日、交通事故にあって死ぬかも分からないからだ。

できれば、好きそうなことはしておいた方がいい、ということだ。

それに、死ななくても、大人になれは自由なようでいながら、見えない部分で不自由だったり、病気になり生活が制限されることさえある。
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それにしても、我慢や忍耐多い生活では、何に対して嫌だ!とか、辛いが麻痺してくる。
鈍感になり、他者に対しても同じようなものだ!と見るのが当たり前になってしまう。

自分にさえ、抑制を与えているのだから、せめて辛かったとき、怒らなくても哀しいとか、辛いとか、強く感情を知っておけばいい、と思う。

部屋の隅で泣いたり、悔しがったりするのも、自分に素直になる方法かもしれない。
その浄化の儀式をしないよりマシなのは、自分が自分の感情を素直に知り、自分自身を受け入れ、理解できた事でもある。


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