システムというのは影もある、他
(※)画像は横須賀の夕陽であり、今年の初日の出ではない
よく、年末に一年のニュースみたいなのを、やるのがいる。
あれはあれで他人が見ても、過去にそんなことあったな、と分かっている範囲で思い出せる。
また、彼を囲む周りで、そんなことがあったのか、という視点も生まれ悪くはないが、結局は、彼らの体験である。
有名人なら珍奇なこととして、捉えられるが、一般人の体験や印象では、インパクトがない。
驚くセンスがは必要だ。
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どんな体制やシステムには、影の部分はある。
いや、それを自覚しているならまだいい。
改善の余地がある。
直近で見た本には、この世の地獄みたいなシステムや、やり方に絶望を感じたのだが、いつの時代も難しい物事はあるようだ。
それを、あるがままにとか、感謝など、自分を麻痺させながら、生きるのは奇特なサムシング・グレートに身を委ねているようなものだ。
上橋菜穂子女史の作品にも、奇跡より人間の姑息なカラクリが、システムを動かすという、現実的な描き方があり、あるがままにの恐ろしさ、流れるままに委ねる危険を説明している(獣の奏者2章)。
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