ルポ貧困大国アメリカ2を読んだ


都合上、前巻1は読んでいない。

2だけの内容と感想を書いてみる。

この国では貧困ビジネスとか、障害者ビジネスとか、妙な具合で広まっていると言われる。

どれも内容がおぞましいのだが、法規制をすり抜けてやっているから、手の打ちようがないらしい。

ところで、アメリカなどはそれを拡大したようなことがされているようだ。

教育ローンはサラ金状態
民間保険・年金崩壊でも重役が高給取り
国民皆保険の施行を民間保険が邪魔する
民間刑務所は儲かる

要はビジネスになるなら何でもやる。

国がちゃんとしてないと…云々、というより企業の手先や陽動になっているから、トップリーダーが変わっても、官民癒着の体質は変わらない。

この国でも、介護やいのちに関わることがビジネスになってきたが、儲かるからやるのだ。

インフラがビジネスになったら、国や組織、人間集団が、次第に先細りする良い例な本だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?