ひとつの言説に拘るのは


滋賀の長官が不登校は親が問題と言い、非難を浴びている。

この問題の特定は実は難しい。

本当に親なのか、原因は学校なのか、あるいは本人なのか。

原因になるトリガーは、時代や状況によっても左右するし、彼の置かれた環境にもよる。

たとえば、私が学校を自らサボったうえ、責任を学校や親に被せてしまえば、原因など見当違いな方向になる。

結果、様々なものを勘違いさせ傷つける事になる。

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おかしいと感じたら落ち着くことだ。

口論や論争というのは、人間を少なからずおかしくする。

真っ当なことを言っていそうで、その内容が頑固で、決めつけに満ちていれば、受け取る方も考える暇がなく、負かすばっかりだ。

攻める方も、追い詰める方も必死になるゆえ、極論に走りやすく、例外を許さなくなる。

ものを書いている時も、似たようなことはある。

考えが行き過ぎてしまい、現実に即した考えや、非現実的な在り方を、さも本当のことと思ってしまうからいけない。

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