ふと生きる意味が気になった

朝ドラ「エール」の録画を見ていた時のこと。


主人公は作曲家で、妻は歌手を目指している。

二人の夢は、夫の作った音楽を妻が歌うこと。

そんな光景を見て、なんだか虚しい気持ちになりました。


「私の生きる意味って何だろう」


死にたいとかそういうのは全然ありません。

むしろ私は生に貪欲で、150歳くらいまで生きたいと考えているくらいです。


生きることに意味はないとか、生きているだけで幸せだとか、そういうのではなくて。

自分がなぜ生きていくのかを、問うてみたくなったんです。


私は今何のために生きたいと思うのか。

これから何のために生きていきたいのか。


ノートに思うことを片っ端から書き連ねました。

そうして辿り着いたのは、「経験したい」という気持ち。


いきなりですが、私は今婚約中の身です。

プロポーズされた翌週にはゼクシィカウンターに赴き、浮足立ちながら結婚式の式場探しをしていました。

そこでの「なぜ結婚式を挙げたいと思われるのですか?」という質問に私は「人生経験」と回答。

お姉さんには「そんなこと言われたの初めてです」と苦笑いされました。


思えば今までの私の判断軸として「人生経験」ってすごく大きくて。

結婚式だってそう。

特別したいというわけではないけれど、経験するかしないかでいえばしておきたい。

だって経験できるのは今だけなのだから。


これから先、30代の自分も40代も80代も経験してみたい。

その時自分がどんな気持ちになるのか知りたい。

そのために私は生きているのだと思いました。


生きる意味を考えた時、他の誰かが浮かぶことが大切なのかもしれない。

家族のために生きる、誰かに何かを与えるために生きる。

だけど、自分のために精一杯生きるのも悪くないと思うんです。

私はいろんな私を経験するために、しばらくは生きてみようと思います。


おやすみなさい。

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