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「カンナとでっち」 女子高生と大工見習い男子のほのぼのストーリー

すっかり秋ですね!寒い日が増えてきて、若い頃とは違って楽しみも減ってくのでせめて体調管理をしようと思っています。寒いと古傷が疼くってのを身を持って持ってわかってからの人生の辛みよ。びゅーぅ。。。(木枯し効果音)あれ?なんか淋しくなってきたよ?

さて。大工さんの娘で女子高生のカンナと、大工見習いのかっちゃんのお話「カンナとでっち」。

大工さんの漫画って初めて読みましたが、難しそうなお仕事ですね。頭が良くて手先も器用で、怪我などしないための体力などなど必要なスキルが多そうです。これを歳とってからも続けるのはストイックじゃないとハードそう。。。大工さんってすごい!

今は組み立てて作れたり、ある程度型が決まってそうな住宅が一般的だと思うけど、このお話読んでると大工さんに作ってもらう家すてきだなあ〜!と思いました!きっとべらぼうに高いんだろうけど。本物の木を確かな技術で形にするってすごくない?

主人公のカンナは全日制の高校生で、かっちゃんは昼間は大工見習いで夜はカンナと同じ高校の定時制に通ってます。朝から夕方まで働くだけでも大変なのに、学校も行くってすごい!世の中の大工さんって学校行きながら頑張ってる人多いのかな?

お話は終始平和でほのぼのしてるので、疲れた時やハラハラするお話を読みたくない時にはぴったりだと思います。大工さんの使う道具のことも知れて、昔の人はこんな風に考えて暮らしてたのね、ということも分かって楽しく読めました!

カンナと丁稚のかっちゃんの2人も良いのだけど、親方(カンナのお父さん)を尊敬してついて行くかっちゃんの気持ちや、大好きな娘を大切にしてる父心や2人を優しく(時に厳しく)見守る眼差しに魅力を感じます。

昔はもっと職人さんが多かったんだろうな。いろんな職種の。中には継承されず途絶えてしまっているものもあるのかもしれないけど、良いものを残していくにはどうしたら良いのかなーなんて考えちゃった。学校教育で職人さんに関して学ぶのもありなのかな。

高校生ぐらいの年の子が一生懸命に努力を続けるのって、良いね。その時だからこそ身につくんだろうと今になって分かる。努力して来た人生だったよ!って言えるの良いな。


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