Remain
たそがれの中で踊り続けるような。
誰が見ていようと見ていまいと関することなく、ただ踊り続ける姿が浮かぶような曲。……たぶん、この踊り子は何がどうであれ、踊るんじゃないかなあ。
歌詞から想像するのが、どうにもステージライトの踊り子じゃなくて、ライトなぞ無いが、私が踊ればそこが舞台だと言うような、そんな踊り子の姿でした。
❇︎
変わらないもの、揺らがないものを見ると生まれる安心感のようなものを、私はこの曲に見出していたのかな、と気づきました。踊り続ける、その心の中に持つ芯を見ているような。
2018年に投稿され、とても響いた一曲でした。でも当時はこの曲がどう響いたのかがうまく言えなくて、響いたことだけが分かっていた。
芯を持つ踊り子、暮れていく街の中でだって踊り続けるようなしなやかさ。
この曲を聴くとどうにもそんなイメージが浮かぶのですが、そのあたりが私にとって大切だったのだろうと、少し見えてきました。
Remain/ふうらいぼ
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