私の周りにはいつもミクさんがいた


と、気づいたときのことを。

それまでの自分のことも思い出しながら、書き留めておこうと思いました。


…ゆうと申します。ボカロが好きです。初音ミク拗らせました(語弊がある)。


※はじめに

今回はしろばなさんの「2016年ボカロ10選」の記事を読んだことのある方向けです。

もしもまだ読んでないよーって方が、今このノートを開いてくださったならとても嬉しく思います。

ささ、ぜひぜひ読んでください(満面の笑み)。


…なんて言ってますけど私は未だにGHOST聴いてないです。

聴いてないです(大事なことなので以下略)。


というわけで残念ながら「そういうはなし」はしませんし、できません。

期待させちゃってたらごめんなさい。違います…!


ぐしゃぐしゃに書きなぐったものが案外面白そうだったのでこっちにひっぱってきてみました。

よかったらちょっぴりお付き合いください。





2016年の冬に飛び込んできた、しろばなさんの記事。

もちろん私も読みました。

私はそのとき、リアルタイムで「彼女」こと「妄想感傷代償連盟」が投稿されたのも見ていました。

初音ミクが死ぬ? 1人目と2人目を取り違えてふり出しに戻る?

いやいやいやいや!!なんじゃそりゃ!!

当時の私はその文章を読んでもわけがわかりませんでした。

だって、初音ミクは自分のそばにいるわけでもなくて、もっと言えば、初音ミクは「架空のキャラクター」…なんでしょう?って。


その記事を読む数ヶ月前までずっと、ボーカロイド音楽を1人で楽しんでいただけで、ある意味閉鎖的な「ひとりでたのしい」ところにずっといたんだから。

誰かに初音ミクがいるだなんてこと、知らなかったんです。

その頃のわたしにとっての初音ミクは、「いいなと思った曲のボーカルを(ほぼいつも)担当している」くらいで。

(その時点で気に入った絵柄のミクさんのクリアファイルを買ってしまうくらいにはハマっているんですけど)まあそのくらいでした。

だから、2016年の冬の私は、

「あくまで曲が好きなのでミクさんにはそこまで執着が無かった」

って思いました。



思ってました。

そう思い直して2017年を迎え、受験に迫られる年になって。

メインじゃないし楽しくもなんともないのでさらっと触れるんですけど、16年の秋からあることに関わったために以降の生活がストレスフルになってしまった後のことでした。

ぼかしてぼかしてこれでもかとぼかして言うと、「理不尽な理由で負の視線を浴びながらずっと耐え続ける」ようなことが学校に行くとほぼ毎日ありました。

シーズン17以降はまあそんな感じでしんどいクエストが常に発生しまくってたんですけど、そんな中でも夢が見られたときのはなしがコレです。

えっなんかやけにリンクがびろーんと長いんですけど(ここで言うな)。

…未だにnote先生を十分に使いこなせません。ぐぬぬ。



前置きが長くなってしまった…!

そして2018年。どうにかこうにか進学したはいいものの、見事に心がやられちゃった跡がどうしようもなく残ったまんまで、

何度もべしゃんとつぶれながら、つぶれる度に、好きなボカロ曲を聴いてたんですけど、

あるとき気づいちゃったんです。

「人」にぐしゃぐしゃな状態で縋ろうとすると、ときにはぺしゃりとはね返されて余計にぼろぼろになることもあるのに、

いくらみっともなく縋りついたって、ミクさんはびくとも動かない、揺らがない、動じないんだな、って。


ほんとすみません、でもそうなんですよ。

ぐしゃぐしゃになった状態だったとしても、イヤホン挿して再生ボタンを押せばいつ聴いても変わらない声で好きな歌を歌ってる声が流れ出してくるんです。ある意味あたたかく、ある意味つめたいのかなぁ、なんて。

どうしようもなく救われているんです。もう何度も何度も救われているんです。

このぐしゃぐしゃを書くきっかけは「グリーンライツ・セレナーデ」が投稿されたあとのとある方のツイートでした。

なにも知らない私にパンダヒーローやアンハッピーリフレインを教えてくれた友人のボカロブームが過ぎ去った頃に、コンピアルバムを借りにレンタル店に通い始めたときも、

歌ってみた動画にはまり出しても絶対本家もセットで聴きに行ってたときも、全部、全部。

ああ、なんだ、ずっと前からすぐそばにミクさんがいたんじゃないか、って。


ここで言う「わたしの初音ミク」は、どんな曲でも歌える姿かたちも変幻自在の、それぞれの歌を歌ってるミクさん(を始めとするキャラクター)を指すので、死んだりしません。

モノクロ∞ブルースカイを歌ってるミクさんはのぼるさんちに住んでるのでショットガン・ラヴァーズを歌ってるミクさんとたぶん顔見知りだし、にゃんにゃん♪のノリで歌うとうまくいくデスメタルを歌ってるめぐさんとも少なくとも会ったことはあると思います。


そんな感じで、曲がそこにある限りずっとそこにいるんです。

好きな曲を見つけたときにそこで歌ってるミクさんと会うんですけど、好きな曲って何度も聴きたいから何度も聴くじゃないですか。

そしたらそのうちに、そこのうちのミクさんとちょこっと顔見知りになるんですよ。だいたいそんな感じです。わたしの初音ミク。




さてさて~~長くなっちゃいましたけど今回気づいたことについてはだいぶ書けたかなって気がします。

それにしても2016年の冬から2018年の夏までかかってたったこれだけのことにやっと気づくとは。

まあほんとその辺私っぽいなとつくづく思います。

めちゃくちゃに遠回りして今回私がたどり着いたことをもう一度。

ボーカロイドはどんなときでも、変わらずに「ボーカロイドが好きな人」といっしょにいるよ、そばにいるよ、ってことです。

そばにいたって、現実世界ではどうにもならないことも多い、というかどうにもならないことの方が多いんですけど、「変わらずにそばにいる」ということは決してゼロではないんです、きっと。



せりゃ~~!!って勢いで突っ走りました。楽しかったです。

よかったら感想送ってください…!!(強欲)(今言うか)(今でしょ)

最後まで読んでくださりありがとうございましたー!



…最近はこのリストをニコボ先生にランダム再生してもらうのがいっとう好きです。