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乳房を再建するのかしないのか

子供が二人いて、誰に見せるわけでもない、女性のシンボル的な存在。

たかがオッパイされどオッパイです。

乳ガンになった直後は、全摘(オッパイを全部とっちゃう)でいいわ!
何て思ってたけど、いざ決めるとなると迷いが出てきた。

昔温泉に行ったとき、祖母に形が良いと褒められたこの子は、自分にとっては大事なものなんだと、そう思ったのです。

結論から言うと再建しました

前置きをダラダラ書く前に、結論から言うと、私の場合は。

広背筋による自家組織を使った、皮膚温存+乳頭温存での再建をしました。

平たく言うと。

皮膚と乳頭はそのままで、中の組織(乳腺)の癌になった部分を取り除いて、無くなった乳腺を、背中の筋肉で詰め物をした。

という、方法です。

皮膚からなにから全部とって再建するのか
部分切除して温存はしたけど形がいびつになってしまうか

このの2択しかないと思っていたので驚きでした。

すごく悩み葛藤した1週間

再建するかどうか。
まずそこから悩みました。

癌って、マージンをとって切除するんですよね。
なので1センチの癌ならピンポン玉くらいの範囲で切除します。

私の場合、乳頭より下のエリア(ボリュームのあるゾーン)に癌が出来たので、そこをピンポン玉くらい切除すると、温存とはいえ胸の形が変形すると言われました。

あーどうしよう!やる?やらない?やる?
…と、うじうじ悩んでいたら、夫が。

「後悔するか、後悔しないかできめたらいい。
毎日自分の体を見て、後々後悔してしまうくらいなら、再建をしたらどうか」

これで、私の気持ちは固まりました。

私はきっと再建しなかったことを後悔する

一次再建にこだわった理由

ちなみに、二次再建といって、手術して落ち着いた後に、やっぱり再建したいとなった場合、再建することもできます。

でも、二度も三度も入院して手術となると、仕事もしてるからそんな休めない。
そして、なによりも、痛いことは一度で終わらせたいと思ったからです。

次回は、再建方法に悩むの巻きです。

YouTubeでもこの時の話を語ってます


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