見出し画像

宝塚大舞踏会の企画ができるまで

こちらでも何度かご紹介しておりました「元タカラジェンヌと踊る 宝塚大舞踏会」4月22日に募集締め切りとなり、定員200名を超える応募が全国からございました。

嬉しい限りです。

この企画は、1年前の4月に宝塚市国際観光協会さんからご相談がありまして、そこからのスタートでした。1年かけての準備期間、結構大変でしたが結果が出てよかったです。

宝塚市観光協会さんの意向は「歌劇のある街、宝塚」として、宝塚歌劇を押し出した企画にして、宝塚の街に人を呼び話題になるイベントにしたいとのこと。とはいえ、宝塚歌劇は阪急電鉄という企業のコンテンツであり、宝塚市や観光協会が自由に活用できるものではないのです。そこで、宝塚歌劇を支えてきた元タカラジェンヌたちを活用しては?とのことで、弊社の宝塚ローズ倶楽部の活動を知り、お声がかかったわけです。

弊社は元タカラジェンヌ30名が所属し、レビューショーをはじめ、イベントやセミナーなどに派遣しており、15年の実績があります。元タカラジェンヌを起用して、宝塚の街に貢献できるということであれば、願ったりかなったりなわけで、1年かけて取り組んできました!

実はこの大舞踏会は4年前にも開催されており、好評でした。しかし、様々な問題で継続できない仕組みになっており、その辺りも交通整理し、補助金ありきでなく、観光協会独自で開催できるよう、仕切り直しをしました。

宝塚ならではのオンリーワンの企画。元タカラジェンヌと踊れるという付加価値をきちんと理解できる方々へのアプローチ。非日常を味わい尽くせる夢のひと夜の演出。当日までの美意識が高まっていくプロセスも楽しめる企画。話題性を重視して宝塚の街が注目される仕掛け。などなどを取り入れてプロデュースしました。

当初は高額ではないか?との懸念の声などもありましたが、元タカラジェンヌを起用するにはそれなりの価格が必要であり、また彼女たちにはそれだけの価値があるということをしっかりお伝えし続けました。結果、それを理解していただける方々が多く参加希望され、ホッとしております。皆さま、当日をとても楽しみに胸を膨らませていらっしゃることと思います。

また、その日に向け、総勢30名の元タカラジェンヌたちもしっかりお稽古をスタートしております。やはり彼女たちは能力高く、一回でフリを覚え、団体で動くときにありがちなダレは全くなく、きびきび、サクサクと集中して次々と課題をクリアしていきます。チームワークも素晴らしいですね。エスコートを楽しみにされてください。

5月から始まるレッスン模様などまた、お伝えしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?