主流から外れた奇想天外な説を唱えると人気が出る。何でもありのこの世界。





巨大樹なんですが、僕はあり得ないと思っている。仮に存在してたとしても樹木の質量は高さの3乗に比例するので彼らの言うような樹高だとしたら折れてしまう。つまり幹が樹木の重さに耐えられないからた。



樹木が相似形で成長すると仮定すると高さは1乗、切り株の面積は2乗、体積=質量は3乗になる。超古代では重力が非常に小さかった。さらに動植物の成長を促進させる様々な条件が整ってた。とか、追加で都合の良い世界観を作らないといけない。それらは苦し紛れのファンタジーに思える。


巨大樹に限らずそう言った奇妙かつ奇想天外な説で最近は溢れかえっている。世間で言う陰謀論者はなぜかこのような根拠もないファンタジーに引き寄せられてしまうようだ。


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さて、ここ数年秘密開示とか言って今まで聞いたこともない情報が大量に流れてくる。

少し考えてみると主流から大きく外れた奇妙な説を唱えると注目される。人が集まると金が集まる。そんな仕組みで世の中は動いているようだ。今更そんなことはわかり切った事実。


『これまで秘密にされてきた誰も知らない秘密結社の情報をバラします』とか、『歴史の闇に消されたとんでもない真実』とか。(笑)どうしてこの人だけがその秘密を知ってるのか?聞いてみたい。歴史の闇に消されたのなら消された経緯も消されているはず。だから存在してたことも消されたこともこの世界から消滅してるはず。どうして消されたことがわかるのだろう?ちょっと考えてみたらおかしいと思うはずだ。

外から観察してると彼ら情報発信者は様々な情報を結びつけて都合の良いストーリィを作っているだけのように思える。その人個人の単なる考察だ。円錐は真上から見ると円に見える。真横から見ると三角形に見える。でも実態は円錐だ。情報発信者は特定の視点からその実態を観察してそこから見えた形が真実であってそれ以外の真実は存在しないと言い切っているように思える。単純な騙しの手口だがかなり多くの人が彼らに騙されているように思える。よくその人が何を言うか、よりもその人が何を言わないか、に注目した方が良いと言われる。つまりその情報発信者が決して口にしないエリア、話題にしないあえて意図的に避けている話題は何か?ということに注目した方がいい。彼らはそれが話題に上ったりそれを質問されたりしたら言葉短く適当に誤魔化して話すと思う。他の話題だと深い考察、説得力のある説明をしていても特定の話題に関してはかなり誤魔化してサラッと逃げているのだ。


また陰謀論や都市伝説を追いかけている連中も特定の流派があるようだ。そしてグレープAに対して必ずグループ反Aが存在しているように見える。Aに対して反A、Bに対して反B、Cに対して反Cといった具合に敵対するグループに分かれている。これらは意図的にそうなっているのだろうか?

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主流から外れた奇妙な理論を言えば注目されるのであれば僕でもできる。

例えば「この宇宙は一つの巨大なウンチである。今から200億年ほど前に巨大なウシが落としたウンチなのだ。この巨大なウシを創造主と呼ぶのだ。したがってビッグバンは無かった。ビッグボットンがあっただけだ。」

この巨大な全宇宙である巨大なウンチの中には、創造主の腸内で繁殖した腸内細菌が無数にある。それらはいわゆる知的生命体と呼ばれている。プレアデス人やアンドロメダ星人、ニビル星人
、ゼータレチクル星人、我々地球人もその腸内細菌の中の一つである。しかも地球人は非常に進化の遅れた劣等種である。腸内細菌である知的生命体はこのウンチ宇宙の外には出ることができない。ウンチ内の栄養素を食い尽くすと自滅してしまう運命である。このウンチが自然崩壊するにはこれから先10兆年ほどかかる。創造主である偉大なウシはすでに我々の宇宙の存在は忘れ去り別の場所で草を喰み別のウンチ宇宙の創造に勤しんでいる。我々は偉大な創造主ウシのことを直感的には理解している。我々は偉大な創造主を心底崇めているが創造主は我々のことなど完全に忘れ去っている。この宇宙はそのような仕組みになっている。

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