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8月の雨

街頭に照らされ夜中まで響いていた蝉の鳴き声が止み、鈴虫や蟋蟀が鳴き始めている。子供らも夏休み最後の花火を終え、夜中に肌寒さを感じる時期が来た。

昨晩の帰り道、近所に流れる川の増水具合から見て、かなり広い範囲で降っているものだと思っていたが、天気図を調べたところ、日本中を停滞前線が覆っていた。ニュースを見ると九州ではかなりの豪雨で、いろいろなものが水没している映像が流されていた。

雨は心地のよいものでもあるが、洗濯や外出のある時には実に億劫なものに早変わりする。

ついこの間春だと思えば、既に8月も終わる頃だという。時の流れの速さが身に沁み、秋の到来を感じる日々である。

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