前回の記事に引き続き、オンライン教育の例を他にも取り上げていきたい。 「世の中には僕らの知らない勉強法がまだまだあるんだ」 これも前回に紹介したスマイルゼミやチャレンジタッチと同じようなタブレット教材らしい。値段は月額１万円前後と、前２つより微妙に高めの設定。特徴は、５分程度の授業動画とAIによるオーダーメイド問題、コーチによる週一回のサポート、無学年制なので重点学習が可能、となっている。 トップページに料金は示されているが、一見しただけではよくわからないので説明は
情報化社会、それは甘美な響き。 一歩間違えればおかしなデータに引き込まれ、そのまま戻れなくなる。 事の起こりは1960年、パケット通信の研究が始まりそのインターネットの雛 ──── 中略 ──── そういうわけで、今は誰でも安く簡単にホットケーキは作れるはずなのである。 そもそもホットケーキミックスに必要な材料は「小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖」これだけである。これはそれぞれ「穀粉、重曹、糖分」であり、代用はいくらでも効く代物だ。例えば、Amazonで（なぜか）ホ
最近、色々な塾が近代化を始めてきた。 近代化と言っても、ただ単に教室に１，２台のパソコンが置いてあるとか、スマホで連絡を取り合うとか、そういった低次元の話ではなく、無料でパソコンやスマホで見ることが出来るオンライン講座を流し、それを軸に授業をしている、というところまで来ている。 もちろん無料なだけではそもそも経営にならないので、収益化へのルートはそれぞれの狙いがあるのだが、少なくともこのコロナショックでオンライン化を怠った塾は、遅かれ早かれ全て潰れることになるだろうとい
コロナ禍が発生してからどのくらいの月日が経っただろうか。 もう随分と長いこと閉じ籠もっている気もするし、ここまで瞬く間の光陰であった気もする。 ともかく、世は混沌を極め戦後最大か、少なくとも２番目に大きな人類の危機がやってきているのは間違いなさそうだ。 さすがにずっと引き篭もっているのは体に悪い、という理由でもないが、とにかく買い物や何やらと生活に必要な外出を余儀なくされた。 外は実にのどかであった。 ひさかたの 光のどけき春の日に いづくあまたの コロナ散るらん
街頭に照らされ夜中まで響いていた蝉の鳴き声が止み、鈴虫や蟋蟀が鳴き始めている。子供らも夏休み最後の花火を終え、夜中に肌寒さを感じる時期が来た。 昨晩の帰り道、近所に流れる川の増水具合から見て、かなり広い範囲で降っているものだと思っていたが、天気図を調べたところ、日本中を停滞前線が覆っていた。ニュースを見ると九州ではかなりの豪雨で、いろいろなものが水没している映像が流されていた。 雨は心地のよいものでもあるが、洗濯や外出のある時には実に億劫なものに早変わりする。 ついこの
資本主義と個人主義の到達点に於ける墓2.0(仮)の可能性 物理的な墓を継承し、先祖代々のイエを守る。そんな時代はもう終わろうとしている。 土地を浪費し、景観を損ね、身銭を削って維持する墓というものが、信仰や伝統という御旗を掲げながら柵として残っているのは実に厄介なものであると考える。そういったものに社会の資源を割いておける余裕は、特に昨今のＳＮＳ上での言説の動向を見ていると物理・金銭・精神などの面から減ってきているように見受けられる。つい最近まで横並びに良しとしてきた、
