情報化社会でなぜホットケーキミックスが高騰するのか?
情報化社会、それは甘美な響き。
一歩間違えればおかしなデータに引き込まれ、そのまま戻れなくなる。
事の起こりは1960年、パケット通信の研究が始まりそのインターネットの雛
──── 中略 ────
そういうわけで、今は誰でも安く簡単にホットケーキは作れるはずなのである。
そもそもホットケーキミックスに必要な材料は「小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖」これだけである。これはそれぞれ「穀粉、重曹、糖分」であり、代用はいくらでも効く代物だ。
例えば、Amazonで(なぜか)ホットケーキミックスや小麦粉は売り切れか或いは高値で売り出されているが、米粉や中力粉その他穀粉が売り切れている様子はない(スーパーには小麦粉もだいぶ残っていた)。まして重曹は依然ズラッとお買い得表示のままだ。
基本は小麦粉100~150gに同量の牛乳、小さじ1前後の重曹、
卵1個、砂糖30g、サラダ油大さじ1を混ぜて焼くだけ。
混ぜる順番は卵・牛乳・砂糖・小麦粉・重曹・サラダ油これらを順番に
よく混ぜて、弱火で熱したフライパンにいい具合に垂らす。
炭酸水素ナトリウムが分解して二酸化炭素が発生してきたら(ぷつぷつと穴が空いてきたら)裏返す。
両面きつね色に焼けたら完成。
フライパンが面倒なら電子ジャー(炊飯器)でも可。
作り方はどこにでも載っている。
砂糖の代わりにブドウ糖を使ってもいい(ただし焦げやすい)し、小麦粉の代わりに中力粉や米粉を使ってもいい。他にヨーグルトやらマヨネーズやらいろんなものを混ぜているレシピもある。
雑に言えばホットケーキなど、どんな材料でも作れないことはない。
目の前の機械で調べればすぐにわかることだ。
ではなぜホットケーキミックスや小麦粉だけが高騰するのか?
あふれかえる重曹を横目にベーキングパウダーがないと嘆くのか?
なにゆえもがき生きるのか?
その理由を考えれば(考えなくても)、謎の値段高騰の理由がわかるかもしれない。
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