海外ドラマの世代交代だ!最近の作品からおすすめ5選!
ブレイキングバットやウォーキングデッドなどが名作なのは既に知っていることだと思いますし、ストレンジャーシングスやザ・ボーイズも、海外ドラマ好きの皆さんならもう聞き飽きてらっしゃると思います。
皆さんの心理、ちゃんと理解してますよ!
最近の作品から、おすすめを知りたいですよね!
いまやNetflixだけでなく、U-NEXTではHBO作品が見れるようになりましたし、Disney+やAppleTV+でも面白い海外ドラマがたくさん配信されております。
そんな今の海外ドラマ事情を鑑みつつ、新しめのドラマから5本、選びました。
日本での知名度はまだ低いですし、マウントを取れるのは今のうちですよ!
※ FilmarksとRottenTomato、IMDbの点数も掲載しておりますので、ご参考までに。(2023年11月時点)
1本目 AppleTV+
セヴェランス
○Filmarks 4.4/5
○Rotten Tomato 批評家97% 一般86%
○IMDb 8.7/10
AppleTV+を代表する傑作ドラマです。まだシーズン1のみでストーリーは完結しておりません。
このドラマは、設定を思いついた時点で勝ちと言えるくらい素晴らしい設定で、発想力に嫉妬してしまいます。
「仕事中の記憶と、それ以外の記憶を分離する。」
すなわち、仕事中の記憶だけを持つほうの自分は、毎日仕事を繰り返すだけの、職場に閉じ込められた奴隷となり、もう1人の自分は、仕事中の記憶は無く、職場に着いた瞬間に仕事が終わり、遊び三昧の人生を楽しむことができる。
ストーリーはもちろん、職場に閉じ込められた側の男女がメインとなります。
無機質な職場環境や映像表現がこの近未来の世界をわかりやすく表現しておりますが、同じようにストーリーも淡白なものかと思いきや、意外にエモーショナルな展開をしてくれます。
徐々に全体像が明らかになっていくのと、併せて後半ではさらに加速して世界が拡張されますので、そこには度肝を抜かれる快感があります。
ブラックに描かれる、近未来の陰謀ドラマです。謎が謎を呼ぶ展開、ぜひ一度ご鑑賞ください。
2本目 Disney+
マーダーズ・イン・ビルディング
○Filmarks 4.2/5 (シーズン3)
○Rotten Tomato 批評家96% 一般87%(シーズン3)
○IMDb 8.1/10
主演3人によるドタバタコメディです。ミステリーではありますがジャンルを聞かれたら迷わず「コメディ」と言います。ミステリー作品としても楽しめないわけじゃありませんし、このドラマは主人公3人のバランスと笑える掛け合いと、ビルディングの中で繰り広げられる人間ドラマが最高で、それがシーズン3まで続いている理由だと思います。
1話あたり30分前後なところも魅力の一つです。寝る前に1話見るに丁度よく、脳を使わないミステリーなので一気見というよりは1日1話の鑑賞がいいかもしれません。もちろん私は一気見ですが。
つい最近配信したシーズン3には、メリルストリープやポールラッドも出演しており、豪華すぎてそちらに気を取られがちですが、ストーリーも面白く結末は意外な着地をします。大変面白いドラマです。
まずは、シーズン1から、ぜひお楽しみください。
3本目 Disney+
一流シェフのファミリーレストラン
○Filmarks 4.5/5 (シーズン2)
○Rotten Tomato 批評家99% 一般92%(シーズン2)
○IMDb 8.6/10
高評価ですね。シーズン2は特に面白かったので納得です。
タイトルにもあるとおり主人公のカーミーは本物の超一流シェフですが、経営に関しては無知でリーダーの力量もないまま、お店の従来のやり方に口を出していきます。もちろん周りは気に食わないので信頼されませんし、文句が飛び交う厨房となってしまいます。料理でもケチのつけ合いですが、厨房が整理されてなかったり、どこかの器具が壊れてたり、市役所への申請がされてなかったりと問題だらけですが、それでもお客さんは来ますし、売り上げを伸ばさないと店は潰れます。厨房は戦場でも、待ってるお客さんがいます。なんだかんだ協力し合わなきゃいけません。
職場における面倒くさい人間関係が凄くリアルに描かれるので、見てて痛いところは痛く、共感もイライラもします。各話、チームの関係が良くなる話もあれば悪くなる話もあるので、この回は何を描くんだろうというのが楽しみになります。シーズン2は各キャラが成長を見せてくれて、特にリッチーという口の悪い嫌われ男は、シーズン2が終わった頃には好感度1位になったんじゃないかと思うくらい劇的な成長を遂げます。
この世界観に浸りたいという気持ちにさせてくれる最高のドラマですので、ぜひ。
4本目 U-NEXT
ラスト・オブ・アス
○Filmarks 4.3/5
○Rotten Tomato 批評家96% 一般89%
○IMDb 8.8/10
傑作ドラマ「チェルノブイリ」の製作陣が、神ゲーと呼ばれるサバイバルアクションゲームをドラマ化した本作は、原作にも劣らない価値あるドラマです。実写による表現力の高さ及びリアルな映像を用いるため、ゲームよりも現実感が上回っております。また、ゲームからドラマに媒体を変更することによる「シーンを加える・削る」などの加除修正の正解がこのドラマにあると思います。
そして、原作ゲームに対する多大なるリスペクトも感じます。私は原作ゲームを続編含めプレイ済みですが、美しいヒューマンドラマはそのままに、新鮮に驚ける内容もあり非常に楽しむことができました。1話1話が映画レベルのドラマですが、2時間の超大作映画にしなかったことがすごく嬉しく、「わかってるな」と思いました。原作への愛を強く感じます。
もちろん、ゲームほどの没入感というのは得られませんが、実写ドラマという利点はきちんと活かされています。
世代交代という点で言うと、ゾンビものの海外ドラマと言えばウォーキングデッドだと世界中で思われているかと思いますが、このドラマはその認識を変える力のある作品であることは間違いありません。日本ではU-NEXTでしか見れないというハンデが、同じように世界中でもあると思われるので、現状ではまだウォーキングデッドに取って代わる作品とはなりませんが、素晴らしいドラマであることに変わりはありませんので、ぜひとも1話1話噛み締めて、たっぷり堪能していただければと思います。
5本目 U-NEXT
ピースメーカー
○Filmarks 4.4/5
○Rotten Tomato 批評家94% 一般89%
○IMDb 8.3/10
映画監督のジェームズガンが、人を選ぶアメコミ傑作映画「ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結」からピースメーカー単体のスピンオフドラマを製作、引き続き監督しました。
私はこの主人公に映画で推しを殺されており、心底憎いキャラクターでしたが、まさか終わる頃には大好きになってるとは思いませんでした。
ピースメーカーはバカキャラですが、それ以上におバカのビジランテというキャラがいて(ポスターでは奥でチェンソー持ってるアホ)、まともに会話することができず周りがイライラしており、普段バカにされているピースメーカーですらツッコミに回っている構図が非常に面白いです。
TVドラマなので、あのジェームズガン監督だとしてもテンポ悪く感じるだろうかと危惧しておりましたが、そんな心配は必要ありませんでした。
ギャグもグロも下ネタもアクションも、最高のバランスで成り立っております。
ザ・スーサイド・スクワッドを見ていることが前提のドラマではありますが、その映画に嫌悪感を抱かなければこのドラマにも耐性はありますし、映画を最高に楽しんだ方には絶対おすすめしたいドラマです。
思ったよりメジャーな作品が多くなってしまいました。また、最後にアメコミ作品を出してしまい、反則技みたいなことをしました。すみません。
思いつきでノートを書きましたが、いいドラマをご紹介できたと思います。
見てないドラマがありましたら、ぜひ!
第二弾ができるように、これからも海外ドラマをたくさん見ていきます!よろしくお願いします!
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