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曽野綾子 ほんとうの姿

すべての人や組織の

ほんとうの姿というのは、


多分

人が思っているほど、

良くもなく、

悪くもない。

人や組織のほんとうの姿は

良くもなく悪くもないというのだ。


人のほんとうのことなど

理解できるわけもなく


また

組織についても

組織内での十分な情報連絡はできているだろうか

とか


外部の人がその組織について

どれほどのことを知ることができるだろうか

とか

考えると


私たちは

その姿を

何かしらのフィルター越しにしか

知ることができない。


そう考えると

人が思っているほど


良く言われている時には

良くもなく


反対に

悪く言われている時には

それほど悪くもないと言える。


厳密で正確な判断は

傍からでは

どうしても

できないのだ。

『日本財団9年半の日々』

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