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断頭のアルカンジュ

『断頭のアルカンジュ』は、メイジメロウさんと花林ソラさんが描いた歴史漫画です。

フランス革命を舞台に、ルイ16世やマリー・アントワネットを処刑した「死の天使長」サン=ジュストの物語を描いています。
サン=ジュストは愛のためにフランス王国を殺した男として、残虐かつ美しい革命を展開していきます。
サン=ジュストは実在の人物で、フランス革命の指導者の一人でした。
彼は若くして政治に参加し、国民公会の議員となりました。
彼は王党派や穏健派に対して厳しい態度をとり、多くの処刑を命じました。
そのため、「死の天使長」と呼ばれました。
この漫画では、サン=ジュストの妹・マリーが重要な役割を果たします。
しかし、実際には彼には妹はいませんでした。
彼には兄弟が4人いましたが、そのうち3人は幼くして亡くなり、残った1人は兄でした。

この漫画のタイトルである「断頭のアルカンジュ」は、フランス語で「断頭台の大天使」という意味です。
サン=ジュストは、キリスト教の大天使ミカエルに似ていると言われています。
ミカエルは、神の命令で悪魔を裁く役割を持っていました 。

断頭のアルカンジュはゼノンコミックスから出版されており、現在4巻まで配信中です。グロテスクな描写に耐性のある方におすすめです。

断頭のアルカンジュを読んでみませんか?

断頭のアルカンジュ 第1〜5巻

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