ムゲンダイナ構築理論
どうも、かっちょです。
イーブイヒーローズ再注目カード間違いなしのブラッキーVMAXですが、おそらくムゲンダイナに入れて使うのが筆頭でしょう。僕もまわしてみましたが、流石に強かったですね。
今回はそんなムゲンダイナについて、ブラッキー込みでの考察の回となります。ムゲンダイナって1年近く環境トップに居座っているデッキなわけですが、実はけっこう人によって構築違いませんか?
デッキの本筋としてムゲンダイナが単体で強いため、多少のリストの違いによる影響が顕著に出にくいデッキタイプではあると思います。
この傾向は同じく長期に渡って環境トップに君臨する3神ザシアンにも言えることだと思いますが、細かいレシピやプレイングまで精査しなくてもなんだかんだ勝ててしまっている、というケースが多いのではないでしょうか。
久しぶりにデッキリストの1枚1枚、詳細な部分にまで触れながらの徹底解説といきたいと思いますので、読む人にも覚悟の方をよろしくお願いします。
相性認識
今回紹介するリストが前提となります。
vs 黒馬 60%
vs 白馬 40%
vs 3神 70%
vs 連撃 10%
vs 悪MM 55%
vs 草MM 80%
デッキリスト
サンプルとして僕の現状でのオススメの構築を先に載せておきます。
デッキコード:cGY8Yx-TMZeBM-x4xG84
※ ブラッキー2種類 → ブラッキーV ×3枚+ブラッキーVMAX ×3枚
※ ボールガイ → 冒険家の発見
ポケモン採用枚数
・ムゲンダイナ4-3
現環境において、ムゲンダイナ単体のパワーは圧倒的なものではなく、ただムゲンダイナVMAXを押し付けているだけで勝てるゲームは多くないと考えています。そのためVMAXは4枚も必要ないです。
ハイド悪エネ + エネルギー付け替えを採用しているムゲンダイナには、ダメージを食らったムゲンダイナはベンチに下げて、傷ついていない新品のムゲンダイナをバトル場に出して戦えるというゲームプランが存在しています。しかしこの受けよりの消極的なプランは、相手がボスの指令をきっちり手札に抱えていた場合は破綻します。
今のムゲンダイナの強みはブラッキーです。ブラッキーを多めに採用することで自分の勝ち筋を逃さないということです。ちゃんとムゲンダイナVMAXが2体戦えるように枚数を確保しておけば十分な攻め手を継続することができるためサイドレースで勝ちきれます。
もう1点、相手のガラルサンダーのケアです。当たり前ですが完全に相手のガラルサンダーを無力化することは不可能なため、致命傷だけを避けるというケアのしかたになります。
具体的には何が言いたいかというと、先攻2ターン目から積極的にドレッドエンドを狙う盤面状況があまり多くないということです。その返しに、相手が後攻2ターン目にガラルサンダーを使ってきても大丈夫ですか?という話です。
もちろんそれでも大丈夫な状況 (≒即座に相手のガラルサンダーを倒せる算段がある状況) なら積極的に仕掛けます。しかしそうでない場合、1手待ちのターンを作ったり、2ターン目は一旦ガラルファイヤーで攻撃する中間択を作ったりと、できることは少なくありません。
つまり結論としては、ムゲンダイナVMAXを使わないターンもあるため4枚採用する必要がないということです。
一応進化前のムゲンダイナVが4枚採用の理由にも触れておきますと、先攻であっても1ターン目に盤面に着地しておきたいからです。実際には先攻2ターン目に攻撃をしない展開があり得ても、攻撃を仕掛けられる選択肢があるということに大きな意味があるからです。先攻2タン目から”ダークシグナル+ドレッドエンド”があり得るとなれば、相手は後攻1ターン目に多少の無理はせざるを得なくなります。相手にプレッシャーをかける、といったかんじですかね。
あとは、先攻2ターン目のうちにムゲンゾーンを開いておいて、自分が使えるベンチは広げておいた方が安定するというのもあります。常にベンチに空きがないと、相手に手札干渉をされた際にクロバットを場に出せなくて詰まってしまうというデッキの性質上ですね。ここら辺は流石にもう既に基本事項かもしれませんが。
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