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寒い日

小さい頃から暑がりでそれは、大人になっても
変わらずに、困るばかり。

秋の始まりを告げる、夕方日が沈み始めて
空の色味が変わってくる頃に
周りの人が肌寒いと感じるタイミングで
ヨシッ!来た来たと心の中でガッツポーズする

それからしばらく肌寒い日から本格的に
寒い日が続き、梅が咲いて、散り
桜が咲き、また散るくらいで気温が上がる

またしても嫌な日が続くならば
寒い日がずっと続けば楽なのにと、妄想するが

その妄想を打ち消すように、湧いて出る考えは
ずっと寒い日が続いたら日照問題で植物
育たなかったり、体調にも影響があるか、、、と自分の妄想なのにそれを楽しめずに
すぐ現実に戻り、上着を脱いで小脇に抱えて

群衆の中に紛れ込む。そんな事をぼんやりと
吊り革につかまりながら
意識を遠のかせてるとさ。

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