見間違い

金曜日めちゃくちゃ疲れて
いつもの如く全身を攣りつつも
スーパーで買い物をして帰ってる途中に
お店の前などに営業中などのデカデカと目立つ
のぼりを刺しておいて固定する為の
水を入れて使ったりする、真っ白い台座が
置いてりもうのぼりは抜かれていて台座のみ

その時に疲れていたせいか何故だか一瞬
土のう。に見えた、台風や大雨が降った時など
地下鉄の入り口に水の侵入などを防ぐ為に
積み上げて使うあの、土のう。
一瞬アレ?っとなりつつもあぁ台座だよねと
なりつつ、ふと中学一年生の職場体験を
する時に中学校の近所にある色々なお店などに

お願いしてお世話になる事になり生徒は色々な
選択肢の中から一つ選んで数人の班になり
そこへお邪魔するのだが、餅屋と2人の男子が
選んだのは中学校から少し歩いた所にある
建設会社を選択して、いざ当日に体操着姿で
お弁当や着替えと実際に働いてる方達に
質問してメモする為の筆記用具などを持参して

建設会社の事務所に行ったらニッカポッカなどを着たような、the職人さんという人たちと
一緒にハイエースに乗り込み現場へ
朝早くに体操着を着た中学生三人と職人さんを
乗せたハイエースは1時間半程の距離の現場で
その日の仕事内容が奥まった道のコンクリートを砕きその中に埋まってる水道管を直すなどの
仕事でもちろん、中学生に手伝える事はかなり
限られていて何をしたかというと、
その掘り返した土を白い丈夫そうな袋に
ある程度入れては口を縛り延々と土のう作り。

現場の方が彫った土を猫車に乗せて
運んできてくれてそれを受け取りスコップで
掬っては袋に入れてを繰り返して少し休憩して
お昼になり日陰に腰掛けてお弁当を食べのだが

何故かその時の餅屋は普通のお弁当箱を嫌い
100均など買える、コンビニ弁当の様な容器を
わざわざ買ってきてもらいそこに
ご飯やおかずを詰めてもらってそれを持参していた、他の友達はそれぞれ食べ終わり洗って
またしても使える容器のお弁当を食べて
餅屋だけは1人本当に職人さんなどが現場近くのコンビニで買った弁当を食べてる様な感じ
下手したらハイエースの助手席でドアを開けた
状態でその弁当を食べていたら更に現場感が
ましでいただろう、そんなお昼を食べて午後も
またしても土のうを作り、夕方キリのいい所で
作業が終わり。またしてもハイエースに乗り
事務所まで帰りお礼を伝えて、帰り。

その次の日もほぼ同じ事をして無事二日間の
職場体験が終わり事務所に帰るタイミングで
そこの親方さんが
ハイエースに積んであった
クーラーボックスからキンキンに冷えた
午後の紅茶のストレートティーをそれぞれに
差し出してくれて、「疲れたろう!これ良かったら飲みなと」優しい気遣いをしてくれたが
その当時の餅屋は素直にありがとうございますって気持よりも先に、「うわぁストレートか
午後の紅茶なら、ミルクティー1択だろ!」
と失礼極まりない感情を抱きつつも
無理やり笑顔を作りお礼を言い
帰りのハイエースの中で我慢しながら
ちびちびとストレートティーを飲んだ記憶を
ぼんやりと思い出したとさ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?