ドット絵とチップチューン/もちうめ
こんにちは!もちうめと申します。
作曲をやっているチップチューン勢なのですが、ドット絵アドベントカレンダーに初めて参加させていただくことにしました!
拙い文章で申し訳ないですが、私なりにやってみたいと思います。
ドット絵 Advent Calendar 2023
https://adventar.org/calendars/8655
裏ドット絵 Advent Calendar 2023
https://adventar.org/calendars/8925
端ドット絵 Advent Calendar 2023
https://adventar.org/calendars/9019
自己紹介
もちうめと申します。
MacBookでDTMをしており、主に歌のないインスト音楽を制作しています。
中でも、ファミコンのようなピコピコした音色を用いたチップチューンという音楽をたくさん作っています。
そしてドット絵大好き!グッズ買いすぎ。
2023年10月23日に行われたTHE PIXEL STREETに出展しアルバムCDを販売、ステージではライブも披露させていただきました。
MPCのパッドを用いた演奏の様子がこちら
各種音楽サブスクにもアルバムtour(semi-fiction)が出ておりますので是非ともよろしくお願いします!
サブスク
https://big-up.style/ljv0ATucYq
YouTube
チップチューン制作者にとってのドット絵
さてここからは、チップチューンを制作する私から見たドット絵について書いてみようかと思います。
看板
「チップチューン」とは、ファミコンなどのレトロゲームのようなピコピコ音を用いた楽曲……延いては、音楽ジャンルではなく楽曲の形態を表す言葉である、など定義の難しい特殊な音楽用語となっています。
「チップチューン」という言葉に敏感な層もおり、それも厳しい意味で敏感であったり、はたまた言葉を聞いただけで喜んでダッシュで駆けつけてきてくれるようなプラスの意味で敏感な層もいます。
「これはチップチューンと呼んでいいのかしら?」という疑問はもはや議論を起こすこともなくなるくらい頻発している事案なのです。
そこで手法として便利なのが、アートワークでのアピールです。
チップチューンであることを伝えてストライク層に届けたいが、わざわざ言葉で書きづらいとき
ジャケットなどのアートワークをドット絵にすれば、おそらくチップチューン要素が含まれていると表現できるのです!
チップチューンとドット絵、どちらもレトロゲームから派生しているので大抵の人には近いイメージを持たれていると思います。
ドット絵のアートワークを用いれば、ジャケットからチップチューンを想像して手にとってもらえたり、SNSでサムネイルをクリックしてもらえたりすると期待できます。
アーティスト名と音楽性をセットで周知されていればその必要性もなくなりますが、無名の私らにはかなり大事な手法なのでございます。
というかSNS、特にXやインスタなどコンテンツが流れるのが速い媒体にアップする時はもはや必須な気もするので、ドット絵やっているみなさん、どんどんチップチューンとドット絵でコラボしていきましょう!やっていきましょう!!お願いします!!!!
ドット絵にとってのチップチューン
そしてチップチューンがドット絵に与えられる効果もあります。
「世界観の共有」です。
ドット絵のアニメーションを描いたとき、ドット絵のゲームを作ったとき、チップチューンの作曲を頼んでみてください。
途端に解像度の解釈が一致します。ドット絵らしさも引き出されると思います。
音楽にもこだわっているというのを示すことは意外に重要です。これフリーの曲だろうなーとかわかっちゃう時もあるので、ここぞという時はぜひオリジナルの制作を依頼してみてください!チップチューンにすることでドット絵ファンの人も喜んで見てくれると思います。
おすすめの使い方
・ループアニメーションにBGM
・アニメーションにBGM
・アニメーションの展開に連動した音楽
・絵のまとめ動画のBGM
最近もちうめは、シブチャさんがTHE PIXEL STREETで販売したMDキーホルダーに、ダウンロード型の特典としてチップチューンを1曲書き下ろさせていただきました。とっても嬉しかったです。「MDに入ってて欲しい曲ってどんなのかな」と想像して制作しました。「グッズにつけるBGM」は初めての作業でした。面白かった。
個人的には
これはもしかしたら異論反論あるかもしれませんが、私は絵の解像度が高ければ高いほどピコピコ音だけでなく他の音色や楽器なども入れてもいいのではという感覚のもと編曲しています。
正確には全然違う話だとは思いますが、ファミコン・スーファミ・64…と画面の解像度が上がるたびにサウンドもリアルさが上がっていく、ということをざっくりと編曲に置き換えたような考えです。
マスの大きなドット絵の場合、感覚的に合うと思うのは、ファミコンやゲームボーイのように音色や音数に厳しく制限のかかったザ・レトロゲームなチップチューンなのではないかと思います。
逆にマスの細かいドット絵だったり、色やアニメーションの自由度が高いものには、ピコピコと普通のシンセや楽器を組み合わせた、生っぽさを少し交えた編曲の方が合うと思っています。
解像度のイメージは、みなさんとてもかけ離れている訳でもないんじゃないかな…?と思います。
そんなときに便利なのがもちうめです。チップチューンをメインのサウンドとしつつ、色んなジャンルを渡り歩き、自然とピコピコと他の音色を混ぜるのを得意とし始めました。
オーケストラも書けます!バンドで歌も作ってました!任天堂のBGMが身に染み付いています!
そして何よりドット絵の大ファンです。
よろしくお願いします、とにかく絵や映像やゲーム等視覚コンテンツに音をつけたすぎる。気軽に相談してください。
2023年ドット絵とチップチューン
個人的に、今年はSHIBUYA PIXEL ARTとTHE PIXEL STREETでドット絵やドッターの方々と密接に関われてとても嬉しかったです!!
グッズも大量にゲットできたし、お友達も増えました。
ドット絵もチップチューンも、今ノリノリのカルチャーだと思います。一緒に世界へ発信していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
2023.12.19 もちうめ
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