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FIREってなに?全国民がFIREすると社会はどうなる?

こんにちは、あやめです!
今日は昨日お伝えした「FIRE(経済的自立と早期退職)」について、さらに詳しく、そしてちょっと面白い視点から考えてみたいと思います。

まずは「FIRE」(Financial Independence, Retire Early)について、4つの異なるタイプを解説します。

各タイプのFIREの説明

  1. リーンFIRE🏠: 最小限の支出でシンプルな節約生活を送り、早期退職を実現する。

  2. ファットFIRE 🏡: 高収入・高貯蓄を維持し、豊かな生活を送りながら早期退職を目指す。

  3. バリスタFIRE☕: フルタイムの仕事を辞め、パートタイムで収入を補いながら柔軟なライフスタイルを楽しむ。

  4. コーストFIRE 🏖️: 十分な貯蓄を持ち、追加の貯蓄をせずに働き続け、将来的に経済的自立を達成する。

Xをみていると多いのは理想・目標はファットFIRE、現実はバリスタFIREかなという印象です。

さらに詳しく説明していきます!

1. Lean FIRE(リーンファイヤー)

Lean FIREは、必要最低限の生活費で早期退職を目指す方法です。このスタイルは、支出を極限まで削減し、質素な生活を送ることで経済的自立を達成します。贅沢は控えめにし、毎月の支出を徹底的に見直すことが求められます。

必要な資本目安: 年間生活費の約25倍
: 年間生活費が200万円(月16万円)の場合、必要な資本は約5000万円

  • 特徴: 

  • 生活費を大幅に削減

    • 小さな住居やシンプルなライフスタイル

    • 高い貯蓄率(だけど消費はしない)

  • メリット:

    • 早期に退職できる可能性が高い(人によっては1000~3000万円で可能。)

    • 節約のスキルが身につく(むしろ必須)

  • デメリット:

    • 贅沢や快適さが制限される

    • 極端な節約生活に対するストレス

2. Fat FIRE(ファットファイヤー)

Fat FIREは、豊かな生活を送りながら経済的自立を目指す方法です。このスタイルでは、一般的な生活水準を維持しつつ、高い収入を得るために努力し、同時に大きな貯蓄を行います。

必要な資本目安: 年間生活費の約30倍。
: 年間生活費が500万円の場合、必要な資本は約1億5000万円

  • 特徴:

    • 高い生活水準を維持

    • 高収入を目指すキャリア戦略

    • 投資収益を最大化

  • メリット:

    • 快適で豊かなライフスタイル

    • 退職後も生活水準を落とさずに済む

  • デメリット:

    • 高収入を得るためのプレッシャー

    • 貯蓄額が大きいため、目標達成に時間がかかる

3. Barista FIRE(バリスタファイヤー)

Barista FIREは、フルタイムのキャリアを辞め、パートタイムの仕事をしながら生活費を補うスタイルです。完全に仕事を辞めるわけではなく、少しの収入を得ながら柔軟なライフスタイルを楽しむことができます。
望月家はここを目指してます!そして後半で説明するようにココの層が増えることが大切だと考えています!

必要な資本目安: 年間生活費の約15倍 + パートタイム収入
: 年間生活費が300万円で、パートタイム収入が年間150万円(月10万前半の収入)の場合、必要な資本は約4500万円

  • 特徴:

    • パートタイムの仕事で収入を補う

    • 貯蓄を維持しながら生活

    • 柔軟な働き方

  • メリット:

    • 仕事のストレスが軽減

    • 社会とのつながりを維持

  • デメリット:

    • 完全な経済的自立には至らない

    • パートタイムの収入に依存

4. Coast FIRE(コーストファイヤー)

Coast FIREは、一定の貯蓄額に達した後は、追加の貯蓄をせずに働き続けるスタイルです。貯蓄が複利で増加するため、将来的には経済的自立を達成できるという考え方です。とりあえずはここを意識しておくと良いかなと思います!老後〇千万円問題を解決するためにはNISA満額をできるだけ早くうめて、あとは普通に働くというイメージです。

必要な資本目安: 既に十分な貯蓄があり、追加の貯蓄を必要としない
: 年間生活費が400万円の場合、既に必要な資本(例えば8000万円)が運用されている。

  • 特徴:

    • 既に十分な資産を持っている

    • 追加の資産をせずに働く

    • 時間とともに資産が増加

  • メリット:

    • 現在の生活を維持しながら将来の経済的自立を目指す

    • 貯蓄のプレッシャーが少ない

  • デメリット:

    • 一定の収入を維持する必要がある

    • 完全な退職までに時間がかかる

まとめ

それぞれのFIREのスタイルには、独自のメリットとデメリットがあります。自分のライフスタイルや目標に合ったスタイルを見つけることが大切です。自分にとって最適な方法を見つけ、早期退職と経済的自立を目指しましょう🌟

そしてここからが本題です!
皆さん、もし全ての人がFIREを達成したら、社会はどうなると思いますか?

全員がFIREを達成したら?

確かに、全ての人がFIREを達成すると、誰も働かなくなるのでは?と思うかもしれません。
しかし、実はそうではないと私は思ってます。
FIREを達成した人は、いつでも好きなときに仕事を辞めることができる状態にあります!!
この自由さが、実は社会全体にとって大きな意味を持つと思うんです。

ブラック企業からの解放

FIREを達成した人は、ブラック企業で無理に働き続ける必要がありません。嫌な職場を辞めて、もっと自分に合った環境を探すことができるし、過労死や自殺という社会問題もなくせると思います。

さらにこの結果、企業側は働きやすい環境を整えないと、優秀な人材を維持できなくなります。

社会全体がホワイト企業に

ブラック企業が淘汰され、ホワイト企業が増えることで、全体的に働きやすい社会が実現します。働く人が自由に職場を選べるようになると、企業は労働環境の改善に努める必要があります。これにより、全ての人が安心して働ける社会が生まれるのです。

働きたくなる社会へ

結果として、FIREを達成しても、誰もが働きたいと思う社会が形成されます。自分の価値観やライフスタイルに合った職場を選び、充実した働き方ができるようになる、と思ってます!

さきほどお伝えした Barista FIREの形です。
実際は働かなくてもやっていけるけど、あえて趣味や健康、自己実現のために働くという方も多いです。

これからの時代、少子高齢化がいよいよ社会のメインテーマになります。

少ない若手をどう確保するかということで賃金上昇が話題になっています。
今後、社会全体が働きやすい環境に変わっていくためにもお金のために心身の健康を犠牲にする働き方がなくなる必要があります。

お金のために我慢し続ける人が犠牲になってしまう社会をなくすために、全員がいつでもFIREできるくらいの裕福さをもてるといいと私は思います。

人生100年時代、心身を犠牲にするような働き方はやめましょう!!
あなたの心も体もひとつしかないし、壊れたら替えがききません。
少なくとも2024年の現代科学では・・・笑

まとめ

全てのセクシャリティがFIREを目指すことで、誰も働かない社会になるのではなく、むしろ全員が働きたくなる社会になるのではないかと私は思います。
実際にFIREした人たちは結局ゆるく働きだす人が多いようです。
私もFIREするとはいってますが、幼稚園の頃になりたかったケーキ屋やパン屋、アイス屋などで短時間バイトをしていろいろな経験をしたいと思ってます!

自由と選択肢が増えることで、社会全体がより健全で働きやすい環境に変わっていくと私は思います。

デンマークでは、16時に仕事が終わるという文化が存在するらしいですし、日本も定時が16時くらいになってアフター4の充実(習い事と講師、飲みと居酒屋みたいな)によるお金のサイクルが生まれるかもしれません。

これが、私の考えです!
みんなで一緒にFIRE&人生を豊かにする働き方を目指し、より良い社会を築いていきましょう!

以上、いまの投資スタイルだとFIREができるのは60歳くらいになりそうなあやめでした笑

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