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雑記:東急新横浜線開業記念NFTについて

2023年3月18日に東急新横浜線が開業し、これに合わせて東急がNFTを配布しています。今回はNFT素人が色々調べたことをまとめておきます。

◆NFTとは

NFTとはNon-Fungible Token=代替不可能なトークンのことです。。。意味わかりませんね。要は、

・全く同じものが他にはなく
・ブロックチェーンによって唯一無二であることが保証されるもの

がNFTという事らしいです。ちなみにブロックチェーンとは、取引の記録を改ざんが非常に困難な形で残すことができる技術です。これによってNFTが何回取引されても、それが本物であることを証明できます。

◆東急のNFT

・受け取り方

NFTを受け取るときは、一般的にNFTウォレットというアプリを使うらしいのですが、今回の東急NFTは、SUSHI TOPという会社のブラウザウォレットというものを使えるようで、既にスマホに入っているSafariなどで受け取ることができます。

今回のNFTは、東急NFTの特設ページから2つ、新横浜線各駅に掲出のポスターから2つの合計4種類を取得できます。まずは特設ページからもらえる2つを受け取ってみました。それぞれ東急のTwitter・Instaのプロフィールに記載のリンクから受け取れました。また、新横浜駅に行ったときに、駅掲出のポスターから残りの2つを受け取りました。

ここで1つ困ったのは、スマホにTwitter・Instaのアプリが入っていたことで、それぞれのアプリのブラウザでNFTを受け取ってしまったことです。ブラウザウォレットはブラウザごとにできるようで、もらったNFTの保管場所がバラバラになってしまいました。NFTダウンロード前に、Safariなどに切り替える必要があります。

最終的にSafariで取得しなおしました。取得したNFTを閲覧するためには、TOFUNFTというサイトに行く必要があるようでした。TOFUNFTとはなんぞ・・・さっき貼った受け取り方ガイドを見ると、TOFUNFTの説明が書いてありました。

■TOFUNFTとは
tofuNFTはNFTのマーケットプレイスです。弊社が配布するNFTはShiden Networkというブロックチェーンを採用しているため、対応しているtofuNFTを採用しています。
※ OpenseaはAstar / Shiden Networkに対応していませんのでNFTが送付されていても画像を確認することができません

うーんわからん。

・MetaMaskへの移行

ブラウザウォレットは便利だったんですが、キャッシュクリアでNFTが消えるのが嫌(復旧手順あるけど面倒に感じた)・なんとなくアプリでまとめたいなと思ったので、MetaMaskというNFTウォレットを試してみました。アプリを入れるまでは良かったのですが、取得済みNFTのアプリへの移行方法が分からない・・・Twitterで呟いたら、SUSHI TOPの方がリプくれました。

この通りにやったらできたっぽいです。でもアプリにはNFTが表示されません。表示させるためにはまた別の操作が必要みたいでした。ブロックチェーンとNFTウォレットの相性があるっぽいです。Twitterで呟いたらまたリプをもらえました。やさしさ。

結局手順が面倒でアプリでの表示は諦めました。せっかく教えてもらったのにごめんなさい。

◆鉄道他社のNFT

調べてみると、東急以外にもNFTに取り組む会社がありました。

・JR東海

鈴川絢子さんデザインの特急ひだオリジナルヘッドマークのNFTがもらえるイベントをやっていたようです。

https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042572.pdf

・JR西日本

鉄道開業150周年記念で懐鉄NFTコレクションという企画をやっていました。100個限定でNFTを販売していたようです。

・京王電鉄

スタートアップとの協業の一環でNFTを販売していました。駅メモコラボなど、だいぶエンタメ色が強い企画です。「個数限定」にするとこんな値段で売れるんですね。完売したのでしょうか?
nr20230220_nft.pdf (keio.co.jp)

・東京メトロ

車両の3DモデリングデータのNFTを販売していました。

◆感想

今回の東急NFTは、まだ「試しにNFTやってみた」という感じで、配布無制限ということもあり、実質はスタンプラリーと同じだと思いました。新しいことに取り組んだという点でとてもいい企画だったと思います。

一方で、デジタルデータの「本物」って一体何なんだと思いました。他社のように数量限定コンテンツにすることで価値が生まれるわけですが、今のところ私はNFTに価値を見出せないでいます。ブロックチェーンで本物であることを証明されているとはいえ、ネットワークを経由して受信したデータの「本物さ」が体感的にしっくりきていません。ルーブル美術館で本物の絵や彫刻を見るのと、ブロックチェーンで本物認定されるデータを見るのは同じ感動があるのでしょうか?

新技術についていけないオッサンになったということでしょう。。。。とりあえず今後も鉄道NFT界隈は気にしていこうと思います。


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