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懐古厨の桃鉄令和定番攻略②〜桃鉄とは?〜

前回の記事で少し触れた、「桃鉄は実力ゲーである」という話の続きです。

桃鉄は運ゲーか?

桃鉄をプレイされたことがない方の中には、サイコロを使うゲームである以上、運の要素が強く、プレイヤー個人の実力はあまり関係ない運ゲーなのではないかと思われる方がいるかもしれません。しかしこの疑問に関しては、確実にNOと言えます。
桃鉄の本質は情報戦です。物件情報やカードの効果などの基本知識は当然、止まりやすいマスと止まりにくいマスの関係性、他プレイヤーの動向など、多種多様な情報を上手に活用したプレイヤーが勝てるゲームです。もちろん、運要素がないわけではありません。サイコロの出目の他にもカード駅で入手できるカード、収益系イベントや損害系イベントが発生するか否か、キングボンビーの攻撃を回避できるか否か、他プレイヤーのカード攻撃がヒットするか否かなど、運が絡む要素は多数存在します。しかし、知識や立ち回りで有利な状況を作り出すことも、逆に不利なイベントを起こしにくくすることもできるため、やはり全体的には実力が占めるウェイトが大きく、割合的には実力9:運1のゲームと言っても過言ではありません。実力の高いプレイヤーがきちんと勝つことができ、多少不利になったとしても、立ち回り次第でいくらでも挽回がきくのが、桃鉄の醍醐味ではないでしょうか。

桃鉄は暗記ゲーか?

「暗記は苦手」と言われる方もいるかもしれませんが、これに関しては「YES」と言わざるをえません。桃鉄はとにかく扱うべき情報が多く、この情報が頭に入っていればいるほど、対戦において有利になります。
頭に入れておくべき情報は「基礎知識」「タイムリーな情報」「確率論」の3種に大別されます。
まず「基礎知識」には、主として以下のようなものがあります。

・物件の価格、収益率
・収益率の高い物件や独占しやすい駅の情報
・収益系イベントが起こりやすい物件、駅
・損害系イベントが起こりやすい物件、駅
・歴史ヒーローが登場する駅、効果
・ご当地怪獣が登場する駅、効果
・カードの価格、効果、仕様、売り場

いわゆる「データベース」ですね。他にも挙げていけばきりがないですが、ひとまず頭に入れておくべき情報だと言えます。
次に「タイムリーな情報」とは、主に以下のような情報です。

・全プレイヤーの現在地
・全プレイヤーの所持金、所持カード、資産状況
・貧乏神の位置
・各プレイヤーに味方している歴史ヒーロー

以上のように、刻一刻と変化する流動的な情報です。桃鉄の面白いところは、こうした情報はすべて、全プレイヤーに公平に公開されているということです。これらの膨大な量の情報を上手に組み合わせて、最善の選択を積み重ねていけば、勝利は見えてきます。
最後に「確率論」です。サイコロを扱うゲームである以上、確率論は避けて通ることはできません。この確率論ですが、いろんな攻略サイトなどをのぞいていても、意外なほど触れられていません。次回の記事では、桃鉄というゲームを支配する確率論について、解説したいと思います。

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