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懐古厨の桃鉄令和定番攻略①

令和6年5月のある日、義理の妹ちゃんから「職場で桃鉄に誘われてるんですけど、このゲームの醍醐味って何ですか?」と尋ねられる。これをきっかけに、Twitterでも友人から誘われるようになり、久々に桃鉄熱が再燃。お嫁ちゃんの許可を得て、Switchの令和定番を購入(本音を言えばワールドの方が興味あったんですが、義妹ちゃんや友人が持っているのが定番の方だったので)。
まがりなりにもボードゲームサークルのリーダーをつとめていた経験もあり(自分を含めメンバー全員が引っ越してしまったため現在活動実態はありません(;w;))、もちろん桃鉄もプレイ経験があります。
とは言っても皆勤賞ではなく、プレイ経験があるのはⅢ、V、道中記、DSのみ(道中記はかなりレアなのではないでしょうか)。しかもDSは買うだけ買ってほとんどプレイした記憶がないので、本格的にプレイするのはV以来かなり久しぶりです。
そうは言っても桃鉄は桃鉄。ベースとなる動きや攻略法が変わるわけではありません。とりあえずネット上の攻略サイトを探り、Vや道中記の頃と変わったところや、本作独自の仕様等を調べたり、実際にプレイしてみたりして、特に気になった点が2つ。

桃鉄令和定番 重要な仕様

①ブロックカードがない

!?!? ちょっと待って!? は!? ちょっと待って!?
一番衝撃を受けたのがこの仕様です。桃鉄シリーズのド定番カードにして、対戦相手からの妨害札の大半をシャットアウトできるこのカードは必須アイテムであり、最低でも1枚、より万全を期すなら2~3枚は常備しておくのが当たり前。有利盤面を盤石にするこのカードが廃止になったということは、基本はノーガードの殴り合い上等。一応、妨害札を防ぐ手段がまったくないわけではないようですが、そのためには御坊・神戸の両方を独占し、義経・弁慶の両方を味方にしている必要があります。しかも回数は無制限ながら防げる回数は50%ということですから到底確実と呼べるものではなく、安定して攻撃を防ぐ手段はないと言って差し支えありません。貧乏神+ふういん+牛歩といった伝統的なコンボのほか、刀狩やあっちいけ、最果て、とっかえっこ、坊主丸儲けといった強力なカードを防げなくなったのは脅威であり、妨害札を誰かが持っている時は常に使われた場合のことを考えておく必要があります。もっとも、物件の価値やカードの効果、キングボンビーの破壊力等がインフレを続けており、他プレイヤーの妨害よりも物件の購入や貧乏神をつけられない立ち回りを優先した方が有効である場合が多い印象です。他プレイヤーの妨害自体の重要性が相対的に低くなっている環境なので、まったく無対策にして良いわけではありませんが、過度に警戒しすぎる必要は少ないと思われます(というか、本作では妨害札を撃たれるよりも乗っ取りで独占を崩されるケースの方が圧倒的に多く、これはもともとブロックカードでは防げません。さらに言うと、本作では急行系や移動系が異様に強いので複数枚常備することになることが多く、刀狩りや乗っ取り、パトカードあたりも持っていきたいとなると妨害札を持てる枠の余裕はほとんどなかったりします。そもそも失敗して不発に終わる可能性もあるので、無駄行動したくないという心理が働くことも考えると、直接妨害されるリスクは低めでしょう)。
幸い、これらのカードは刀狩りを除いてカード売り場ではほとんど売っておらず(牛歩カードや武器よさらばカードが小笠原諸島の近くのくっそ行きにくいカード売り場で売っているくらいでした)、入手が難しくなっているうえに失敗率もかなり高いものが多いのが救いと言えるでしょう。て言うか、いつからなかったの、マジで!?今作から!?最近の桃鉄知らないから、よく分かりません。

②歴史ヒーロー

本作独自(たぶん)の仕様で、特定の駅を独占することでさまざまな歴史ヒーローを味方にすることができます。ヒーローによって効果は千差万別ですが、全体的にかなり強力なものが多く、本作において勝敗を左右する要素のひとつになっていることは間違いありません。どの駅を独占すればだれを味方にできるのかを把握して、強力な歴史ヒーローを引き入れましょう。

話は戻りますが、桃鉄の醍醐味って何でしょうね? 私が思うに、たぶん以下の要素ではないかな、と思います。

桃鉄の醍醐味とは?

①実力ゲーである

これについては次回以降の記事で詳しく書こうと思っていますが、桃鉄はサイコロを使うゲームでありながら、見た目以上に実力ゲーです。プレイしたことがない方からしたら、意外かもしれません。実力ゲーなんです。戦略ゲーと言っても良い。もちろん運の要素はないわけではありませんが、このゲームの知識や勝ち方を頭に叩き込んでいるプレイヤーが勝てるゲームです。割合的には運1:実力9です、これはマジで

②一発逆転できる

桃鉄はほとんどの場合、トッププレイヤーが安定して独走したまま逃げ切れるということはありません。それこそキングボンビーにでも狙われようものなら一瞬にして破産まっしぐらですし、逆にどれだけ資産がマイナスになろうとも、徳政令カードからの坊主丸儲けカードや一頭地を抜くカード、乗っ取り放題カード、強奪飛びカード等でひっくり返すことも可能です。ブロックカードの廃止で他プレイヤーからの攻撃を防ぎにくくなっているので、よりこの傾向が顕著になっていると言えるでしょう。圧倒的不利を戦略でひっくり返した時の興奮は計り知れません。これこそ、桃鉄の醍醐味と言えるのではないかと。

③雑学が身につく

地味にこれ、大きいと思うんですよね。桃鉄っていろんな都市の名産とかを知ることができますし、ことわざとかタイムリーな話題とか時事問題など、日本に関するさまざまな雑学を学ぶことができます。これだけでも結構楽しいんですよ。桃鉄のこういうところ、愛しているユーザーは多いんじゃないかと思っています。

長々と語りましたが、久しぶりに桃鉄に帰ってきた懐古厨が、次回から本気で攻略していきます。

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