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MF2バトルクラブ概要

MF2バトルクラブとは?

2023年春に有志により発足した、モンスターファーム2(以下MF2)のマニュアル対戦に特化したコミュニティーです。バトルにおける情報交換や交流を目的にしているほか、定期的にオフラインの対戦会を開き、腕を競い合い、高め合っていくことを最大の目的としています。2023年5月17日現在、2435名のプレイヤーが在籍しています(加筆:LINEのグループトークに参加していない方が結構いたとのこと)。所属しているプレイヤーも、純粋に勝利を追求する人、とにかく対戦を楽しみたい人、MF2プレイヤーとの交流を目的にしている人、特定の種族の強さの限界に挑む人などさまざまで、中にはモンスター甲子園優勝経験者有志主催の対戦会の年間王者経験者など、名だたる強豪も多数在籍しています。個々のプレイングも非常にハイレベルで、この大会で優勝できるプレイヤーや、安定して上位争いができるプレイヤーが、実際に全国でも最強クラスである可能性は極めて高いと思われます。
MF2マニュアル対戦における「最強」、これを目指すために発足したコミュニティーが「MF2バトルクラブ」であり、このMF2バトルクラブが主催する、定期的に開催される大会が「四大大会」および「レジェンド杯」です。

「四大大会」および「レジェンド杯」とは?

MF2プレイヤーには今更解説は不要と思われますが、ゲームにおける「四大大会」とは、グレードS公式戦を優勝したモンスターだけが参加することを許される、作中でも特にパラメータの高い強敵が集う特別な大会で、5月2週に「M-1グランプリ」が、8月2週に「ウィナーズ杯」が、11月2週に「ワールドモンスターズ杯」が、2月2週に「グレイテスト4」が、それぞれ開催されます。これと同じく、MF2バトルクラブ主催の四大大会も5・8・11・2月に年4回開催され、大会名もゲームの四大大会に対応します。すなわち、先日行われた5月の大会こそが、「M-1グランプリ」です。

※余談ですが、漫才のM-1は2001年に第1回が行われたのに対し、MF2の発売は1999年。漫才のそれよりも2年早いのだ!

そしてゲームにおいて、四大大会をすべて制したモンスターに限り、4月4週に開催される「レジェンド杯」に参加することが許されます。
MF2バトルクラブにおいては、四大大会それぞれの優勝者4名が一堂に会し、年間最強を決める対戦会が「レジェンド杯」の位置づけになっています。つまりMF2バトルクラブメンバーにとっては、この「レジェンド杯」の優勝が、ひとつの到達点ということになります。

MF2バトルクラブリーグシステムとは?

MF2バトルクラブ主催の大会にはもうひとつの特色があります。かつてモンスター甲子園で行われていた「スーパーリーグシステム」というものをご存じでしょうか? 要するにモンスター甲子園に参加されたプレイヤーのランク付けをするピラミッドシステムで、その功績によってA、スーパーA、鉄人などに分類されていました。しかしこのリーグシステムはわずかな期間しか行われず、半ば企画倒れになってしまったような形です。これをMF2バトルクラブの手によって復活させたのが、「MF2バトルクラブリーグシステム」です。オリジナル同様四大大会の結果によって参加者をランク付けしていきます。このランクを上げていくのが、MF2バトルクラブメンバーのもうひとつの目的となります。
なお、ランクの基準は以下の通りです。

SS レジェンド杯で優勝
S レジェンド杯で準優勝
A 四大大会で優勝
B 四大大会で準優勝
C 四大大会でベスト4以上
D 四大大会でベスト8以上
E 四大大会に参加

モンスターのエントリールール(2023年度)

モンスターのエントリーにあたっては「レシオ制」と呼ばれるルールを採用しています。種族ごとにポイントが振られており、使用モンスターの合計ポイントを一定以下にしてエントリーします。強種族として広く認知されている種族ほどポイントは高く、苦手が多いとされている種族ほど低くなります。具体的なエントリールールは以下の通りです。

①必ず3体エントリーすること
②3体の合計が12ポイント以下になるようにエントリーすること
③対戦時はエントリー順に、互いの1番目同士、2番目同士……と順に対戦していく

これにより、メタルナー・ドラゴン・アローヘッドなど、ポケモンで言う「結論パ」のような選出が不可能となり、多くの種族に活躍のチャンスが回ってくると同時に、与えられたポイントをどのように割り振るか、どのモンスターを何番目にエントリーするかといった、対戦前から駆け引きが楽しめる仕組みになっています。モンスター自体の強さはもちろんのこと、プレイヤー自身にも、複数の種族を扱うスキル、低ポイントのモンスターで高ポイントのモンスターを打ち破る戦術等が求められる、最強を決めるにふさわしいルールになっていると考えます。
なお、2023年度のレシオポイントは以下の通りです(今後変更になる可能性があります)。

6

ドラゴン アローヘッド メタルナー

5

コロペンドラ ゴーレム ガリ アーケロ グジラ ネンドロ モノリス ラウー ナーガ ※フェニックス

4

ケンタウロス ヘンガー ラッキー デュラハン ハム ニャー ヒノトリ スエゾー ジール ジョーカー ゲル ワーム ※カムイ

3

ピクシー ビークロン ロードランナー ライガー バクー ウンディーネ ダックン ※ベニクレ

2

ホッパー バジャール ゴースト ナイトン

1

モック プラント

ドラゴン・グジラ・モック→6+5+1=12ポイント
ケンタウロス・ヒノトリ・デュラハン=4+4+4=12ポイント

対戦方式

2023年度においては、5月と11月が関東、8月と2月が関西で開催されることが決定しています。そして関東と関西では対戦方式が異なります。

関東方式

2ステージ制となっており、それぞれのステージで全員が3戦の総当たり戦を行い、各ステージの上位2名が決勝ステージに進出します(同率が複数いる場合は、該当者同士で決定戦を行う)。決勝ステージでは、それぞれのステージを勝ち抜いた4名で改めてリーグ戦を行い、勝ち数が最も多いプレイヤーが優勝となります。1stステージで勝ち抜けなくてももう一度予選突破のチャンスが与えられているのが特徴であり、ロッキ~杯に参加したことがある方であれば、その方式に近いとイメージできるでしょう。

関西方式

1ステージ制となっており、1回の総当たり戦で順位を決定し、上位4名が決勝ステージ進出となります。これから行われる大会のため詳細は未定で、変更になる部分がある可能性はありますが、決勝ステージの流れは関東式とほぼ同じになると思われます。

いずれの方式にせよ、予選リーグを勝ち抜くためには幸運にも恵まれなければいけませんし、適切なタイミングで適切な技を使う判断力、相手に自由にプレイさせない移動スキル、そして連打力など、最強クラスのプレイヤーと渡り合う実力も必要になります。実力と幸運、どちらが欠けても、強豪が集う今大会の予選ステージ突破は難しいでしょう。

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