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はじめてのメイド喫茶

イラストレーターのしらとりゆきえです。
私、メイド喫茶デビューしました。

学生時代に黒執事にドハマりしていたこともあり、メイド、執事には大変な憧れがありました。ずっと行ってみたかったのですが急に夢が叶いました。今、考えても「悪魔で執事ですから」っていい決め台詞、最高にイカしてるんよなぁ。メイドのメイリン、トジッコでかわいいんよな…おっと、本題!

友人とふら~っと歩いていたら、かわいいメイドさんにビラを渡されてなんだか気になり、調べ有名なメイド喫茶チェーン店だということが判明しまして…無知で知らなかったけどメイド喫茶チェーン店とかあるんだ。
一緒に遊んでいた友人たちと「い、行こっか…?」というムードになり。
でも、入るのに凄く緊張しました。あれは、会社でお客さんにプレゼンしなきゃいけないときぐらいの緊張だった。
アニメの布教とかだとベラベラしゃべれるのにプレゼンだと舌がもつれたり嚙んだりするの一体何なんだろう。陰キャあるある?私だけではないはず。

新しいことに挑戦することに警戒心強なヲタクのためボラられたらどうしようと怯えていましたが(失礼過ぎる)お店の前にメイドさんが店内に入る前にしっかり料金の説明をしてくれて安心して中に。(ちなみに、このときの入店のことを入国と呼びます。)

店内に入ると「お帰りなさい!お嬢様!」と愛らしいメイドさんから席に案内してもらえました。森薫先生のエマのようなクラシカルなメイド服というよりも、スカート丈が膝上くらいでフワッとボリームのある広がり方の、シュ○ゲのまゆしぃ★が働いているメイド服にパニエを履いてスカートをフワッとさせた感じ。分かる人にしか分からない説明。

社員証(言い方が他に分からないけど、もっとかわいい言い方があると思う。)のようなもに紐の部分にあん○タのキャラの缶バッジをつけているメイドさんがやってきて仲間意識を持たせてくれる。アニメグッツ付けている人いると顔がニチャァってなるのは私の条件反射なんだと思う。もしくは、生態。何人かホールにメイドさんがいらっしゃるのですが、各々で好きなキャラの缶バッチやぬいとかを付けていました。同士。

席に付くと、初めて来た人には入国パスポートをつくってくれます。
そして、入国ネームなる名前(ここにいる間、メイドさんが呼んでくれる名前)を授けてくださり入国パスポートに丸っこいかわいい文字で書いてくださった。(私は、★えんじぇる★という名前を書いてもらいました。)

我々、
「かわいい」
「あまり人に優しくされないから好きになってしまう」
「私がこんなかわいい世界にいていいのか疑問」
「やはり家にメイドがいる身分になりたい」
お嬢様設定なのにおじさんみたいな感想を言うことしかできない。

メニューの料理もめちゃくちゃにかわいい。
かわいいばっかり書いている気がするけれど、私はこういう場所で使うべき言葉はかわいい以外の言葉を持ち合わせていない。
オムライスを見たとき、これが噂のケチャップでハートとか描いてくれるやつ~!ハートマークとか、うさぎちゃんを描いてくれるやつ~!だと思って一人で伝説のポケモンを見たときのごとく感動していました。

私は、おやつの時間あたりだったので「わんこパフェ」なるものを注文。
友たちもパフェを注文。胃袋が3個くらいあればオムライスを食べたかったけれど断念。

ご主人様、お嬢様からリクエストがあると曲に合わせてメイドさんがキレッキレに踊ってくれるミニライブのようなものが開催される。机のメニュー表が置いてある場所にメイドさんが踊れる曲の一覧のようなものがありベテランメイドさんのページは80曲ぐらいあってビックらだった。こんなに踊れるようになるには眠れぬ夜もあっただろう。

ちなみに、私は国民的ダンス?のラジオ体操でさえやや怪しい動きをするらしい(自分では分からないけど、よく言われる)のでダンスができる人は本当に尊敬してしまう…。

ライブの前にくじを引くとペンライトとクラッカーをくれる。みんなでノリノリでペンライトを振ってライブを盛り上げる。私はくじを引かなかったのだけれど、近くの席に座られていたご主人様がペンライトをプレゼントしてくださいました。(ご主人様は大変優しい)クラッカーはメイドさんの合図に合わせてパンと鳴らす。楽しC~!

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私がいる間に3曲踊ってるのを見れました。その内の一曲はボカロのイーアルファ○クラブでして、学生時代に狂ったように聴いていた曲なのでバイブスがぶち上がりでした。お~あいに~言わせてよ~♪とはまさにこのこと。

ライブ中に注文したパフェが届いたき、「美味しくな~れ!萌え萌えキュン」は本当に実在したことを知りました。
でも、私もメイドさん達といっしょに萌えキュンするんだね。照れちゃう。パフェの見た目がめちゃかわいいかった。わんこだった。
ビジュアルがかわいすぎて食べるのに臆してしまうよ。
つれてきたもちころと写真を撮り、大変な映えに満足。でも、見た目だけでなくしっかり美味しいパフェだった!

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かわいいメイドさんが運んで来てくれたけど、
こんなかわいいパフェをつくっているのは一体どんな人なのだろうか。
バキの独○みたいな人、もしくは、北斗の○のサウザー様のような屈強な人がつくっていたらと考えるとギャップで別のベクトルの萌えがあるよな~と考えさせられました。

オムライスにハートも、食事に萌え萌えの魔法をかけてくれることも…
このメイド喫茶、私が想像していたイメージ通りのことを全てしている。

一時間ほどしかいなかったけど、大変濃い時間を過ごさせていだきました。こんなハッピーな国があったとは。

勇気をもって入国してみてよかったな。メイドさんたちのテンションが高くて自分も元気が出ました。また、機会があれば入国したいな。

後日、別のメイド喫茶に行ったら見事にぼったくられたので
また行くならこの記事に書いたところに行くかな…とほほ

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